都市徘徊blog

徒然まちあるき日記

富士山が見える坂

2011-08-04 | 目黒区  
富士山が見える坂
所在地:目黒区目黒1-2と1-3の間
Photo 2011.7.22

 富士見坂のひとつ南側の坂で、こちらからは現在も富士山が見えるそうだ。

 昨日の富士見坂同様、こちらにも15%の標識がある。簡易傾斜計で下の方を部分的に測ると19%(約11°)だった。雪の日に歩くのはちょっと怖いかもしれない。子供ならそり遊びができそうな坂だ。

 よくみると坂の途中に2ヶ所、傾斜が緩く平らに近いところがあり、全体はやや階段状になっている。いずれも坂のわきにあるマンションなどの入口付近の場所。敷地内と坂が食い違うのを解消するためにそうなっているのか、そういう場所に入口を造ったのか?

#階段・坂 目黒区
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目黒・富士見坂

2011-08-02 | 目黒区  
目黒・富士見坂
所在地:目黒区目黒1-1と1-2の間 Google Map
Photo 2011.7.22

 目黒川北東側の斜面に掛かる坂道からは富士山がよく見えるそうだ。ただ、目黒の富士見坂は江戸時代からそう呼ばれていたわけではないという。考えてみれば江戸時代のこのへんは江戸の市域のはずれ、都市の境界部で市街化も進んでおらず、坂でなくてもあちこちから富士山が見えていたのかもしれない。

 現在、この富士見坂からは、周辺のビルに遮られてほとんど富士山は見えないという。しかしひとつ南側の無名の坂道からは今でもよく見えているそうだ。

目黒・富士見坂(坂下側から)
Photo 2011.7.22

 急な坂道で傍らの標識には15%と書いてある。しかし手持ちの簡易傾斜計で測ってみたところ、下の方では24%(約13°)もあった。標識を立てる際にどのように測定して傾斜を出しているのか知らないので、この誤差の理由はよく分からない。

 ここの坂の場合、測量の際に、坂道全体の長さと高低差から傾斜を計算すると、15%(約8°)になるのかもしれない。というのもこの坂は上部は比較的緩やかだが、下部はかなり急なのだ。平均すると15%だが、部分的には15%を大きく超える傾斜なのかもしれない。

 トラックなどは急坂部分を上り下りするのにかなり苦労している。20%オーバーだと知っていたら通らないという車もあるだろう。写真のトラックは、下りてくる時に車の屋根が見えるほど下向きになっていた。荷下ろしのために坂の途中に停車したが、直線的な坂なのでブレーキが甘かったら一気に落ちてきてしまいそうだ。しっかり止めておくれよと願わずにいられない。

東京23区の坂道富士見坂(目黒区目黒)

#階段・坂 目黒区  #ヴィスタ  #眺望 

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三井造船駒場寮

2011-04-24 | 目黒区  
三井造船駒場寮
所在地:目黒区駒場4-1
建設年:昭和初期
構造・階数:木2
設計 :山田醇
備考 :解体
Photo 1990.1.14

 旧前田侯爵邸正門の正面にあった洋館。撮影当時は何の建物なのか気に留めず、とりあえず古い洋館だなぁと思って撮ったもの。ハーフティンバーの2階建て。塀や植木があったため1Fの様子はよく見えず、塀越しに見える大きな屋根がただ印象的だった。最近になって改めて確認したら既に取り壊されていた。解体時期も未把握。

 日本近代建築総覧には造船会社の寮と記されていたが、どちらかというと大型の住宅のようで、集合住宅にはあまり見えなかった記憶がある。もしかすると昔は誰かの御屋敷だったのかもしれないが、そのあたりについても調べていないので不明。

Tokyo Lost Architecture
#失われた建物 目黒区  #近代建築  #住宅系  #集合住宅  #洋館・洋風住宅  #山田醇 
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青葉台の階段 2

2009-09-23 | 目黒区  

 高台から相の坂に向かって下りる。

相の坂わきの階段
所在地:目黒区青葉台3-2と3の間
段数:20段(上6段・下14段)
Photo 2009.08.30

 写真左側から下ってくる急な坂道が相の坂。坂下から見ると、大谷石の高い擁壁がとても印象的。後から積み増したのだろうか。上と下で石の色や積み方が異なっている。城の石垣のようにややカーブを描いているのも目を惹く。

 段数はそれほど多くないが、下半分が意外に急な階段。ここでも石垣の積み方や、老朽化の度合いの差が目立つ。

#階段・坂 目黒区 
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青葉台の階段 1

2009-09-22 | 目黒区  

 西郷山公園から青葉台を経て大橋へ。

 旧山手通りのある芝・白金台地の高台から、菅刈公園や目黒川沿いの低地へ下りていく。この斜面にある坂道の多くは急坂で滑り止めが付けられている。

 目黒区は階段道に「階段あり」の標識を立てているようだ。後ろの階段はビルの外階段なので、もちろん関係ない。

所在地:目黒区青葉台2-6と7の間
段数:21段(上10段、下11段)
Photo 2009.08.30

 目黒川に面した斜面には大きな階段がいくつかある。こちらは立派なお屋敷が立ち並ぶ住宅街にある階段。上下の道が斜めに取り付いていて、しかも途中の左側に住宅の入口があるため、踊り場が三角形をしている。

 女性たちは至極真面目に話をしながら、こちらには見向きもせず上っていった。

#階段・坂 目黒区  #眺望
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東横線ガード

2009-09-03 | 目黒区  
目黒区上目黒1丁目 東横線中目黒駅付近にて Photo 2009.08.30

 駅の近く、電車がゆっくりガードを渡っていく。

#鉄道  #橋
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ガード下から上る

2009-09-02 | 目黒区  
目黒区中目黒1丁目 新道坂のガード下から
Photo 2009.08.30

 明るい場所へ。といっても上は雨だったんだけど。

#階段・坂 目黒区
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別所坂上から

2007-06-06 | 目黒区  
別所坂上から、遠方は目黒川・祐天寺方面
所在地:目黒区中目黒1-1と2-1の間
Photo 2007.6.5

 昨日は、早稲田大学エクステンションセンター講座「江戸・東京の風景学1」で、まちあるき。ルートは恵比寿-代官山-西郷山公園-菅刈公園-目黒川-中目黒-別所坂-恵比寿。天気も良く、快適なまちあるき。

 別所坂は、中目黒駅の東方で、目黒川沿いの低地から屈曲しながら恵比寿方面へ上る急な坂。上部の一部が階段になっているため、通り抜ける車はない。坂上からは遠くの街並みが垣間見えて気持ち良い。この別所坂同様、目黒川の北側には高台へ上る急な坂がいくつもある。

 一方、高台の端にある西郷山公園などは眺望が良いことで知られている。眺望の構造としては、目黒川の谷を挟んで視程距離を確保し、眺望を得るもので、西南向きに得られるこの眺望構造と眺望体験は、この一帯の地域的特性の一つの手掛かりにもなっている。南向きに開けた高台という場所が持つ、明るく開放的な地理条件がもとになって、お屋敷町が生まれ、それが更に山の手特有の高級感やニューファミリー的なイメージと繋がって、代官山、旧山手通り、松濤といったハイセンスでファッショナブルな街が生まれる。

 目黒川左岸(北側)の高台は、代々木方面から松濤、青葉台、中目黒を経て、御殿山、白金台、高輪、三田に至る高台で、南東部は芝・白金台地などと呼ばれている。山手線の西側の高台が、高輪や三田の高台と地理的には繋がっているというのはちょっと意外だが、江戸期にお屋敷町があった同じ台地に、場所を替えて近代以降もお屋敷町が広がったというのは面白い。

目黒区のHP > 別所坂
当日参加の方の記事:kaoru photo...2 > 別所坂上
#階段・坂 目黒区 
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