都市徘徊blog

徒然まちあるき日記

キャピトル東急ホテル

2011-05-22 | 千代田区 
キャピトル東急ホテル/旧 東京ヒルトンホテル
所在地:千代田区永田町2-10
建設年:1963(昭和38)
構造・階数:SRC・10F
客室数:約450室
備考 :旧 東京ヒルトンホテル(1984年まで)
    2006.11営業終了、解体建て替え
Photo 2000.3.8

 手前の建物は、山王パークタワーの低層棟。ちょうどこの頃に完成したため、GRAND OPENの看板が見える。

 旧東京ヒルトンは、日枝神社のある、星ヶ岡と呼ばれた高台の東南側の一角に建てられた大型ホテルだった。東京オリンピックを前にして、海外からの旅行客などを受け容れることができる、数少ない国際的なホテルだったそうだ。

 そういえば、従姉妹の結婚式がここだった。東京ヒルトンホテルの時代、私はまだ小学生だった。だから、天井が高く広いホールだったことぐらいしか記憶がない。考えてみればホテルの宴会場なんてみんな天井が高いのだ・・・。ただ、私が育った町には当時まだあのような場所は無かったのではないかなと思う。田舎の小学生的にはそんなことがもの珍しかったのだった。

 結局、大人になってからも、ほとんど御縁はなかった。だいたい、遊び人とか、偉い人やお金持ちでなければ、東京在住なのに東京のホテルに泊まるなんてコトはあまりないのだ。学生なんかじゃホテルで食事をすることも滅多にない。しかし大学卒業記念の謝恩会はなぜかここだった。どうしてそうなったのかは知らない。やっぱりバブルだったのかも。

 写真では塔屋の上からクレーンがちょっとだけ見えているが、これは解体のためのものではない。なぜこの時クレーンがあったのかは不明。

 外国の要人やスターの滞在歴やエピソードには事欠かないホテルだったそうだが、そのへんは検索するとたくさん出てくるのでここでは割愛。そのあたりはWikiその他を見て頂ければ。

Wikipedia - キャピトル東急ホテル
Tokyo Lost Architecture   #失われた建物 千代田区  #ホテル 
コメント
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