静岡県焼津市 花沢の里
2014年に重要伝統的建造物群保存地区に指定された山村集落のまちなみ。
所在地:静岡県焼津市花沢 Google Map
Photo 2014.9.21
焼津市内から静岡市へ向かって北上する国道150号の新日本坂トンネルの入口手前から北側にそれ、高草山東側の谷あいを進んだ場所に、花沢の里と呼ばれる山村集落がある。 写真左の門内には、集落内に一軒だけのCafeがあるが、夕方に訪れたらもう終了していた。
道沿いにはやや高い石垣が築かれ、その上に黒っぽい板張りの住居や納屋が建ち並ぶ。またそのところどころに隙間があり、そこが邸内へ入る道になっている。
山あいから流れ下る川が道の東側を流れ、家屋の多くは道の西側に建ち並ぶ。
渡り廊下になっているのだろうか、それとも門の上も収納スペースになっているのだろうか。 自動車でもくぐれるぐらいの入口。入口わきには立派な松の木が。
比較的小規模な集落ではあるが、木造家屋が谷奥へ向かって点々と並ぶ風景は印象的。 静岡県内でもまだあまり知られておらず、観光客もあまり多くない。 静岡と焼津の間の山を越えるハイキング客が通りかかることの方が、むしろ多いぐらいかもしれない。 土産物屋も皆無。伝建地区の残り方としては、このくらい素っ気ない方が自然だ。
静岡の街並み
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