
東京共成社
所在地:千代田区神田小川町 2-6
建設年:1924(大正13)
構造・階数:木造・2F
解体年:1997〜98(平成9〜10)頃
Photo 1995.7.29
写真左手の2Fが洋風になっているのが東京共成社。靖国通りから、裏通りの坂道を御茶の水へ向かって上っていく途中にあった洋風看板建築だった。
この東京共成社、何をやっている会社なのか知らず、建物がなくなったのでてっきり会社も無くなったのかと思っていたが、ネットで調べたら印刷関係の会社で、建て替えたビルで現在も営業しているのだった。
Google Street Viewで確認したところ、中央の青色の2階屋(山内商店・履物店)の建物は2019年6月時点でも残っているが、東京共成社と右側の小川町丸十(パン屋)は2009年12月時点で既に共に消失していた。
現在、東京共成社が入居している永岡ビルは1999(平成11)竣工とのことなので、写真左の建物は1997〜98(平成9〜10)頃に解体されたのではないかと思う。
ぼくの近代建築コレクション > 稲川楼、東京共成社
Tokyo Lost Architecture
#失われた建物 千代田区 #看板建築 #商業系
2012.2.25