あけぼの荘/旧曙楼・旧旅館光楽
所在地:足立区 千住柳町19
構造・階数:木・2
建設年:戦後
解体年:2001〜03(平成13〜15)
Photo 2001.5.27
赤線時代は曙楼として営業していたという建物。赤線でなくなった後は「光楽」という旅館だったようだ(注)。
旅館としての営業がいつごろまで続いていたのかは未把握。撮影時は「あけぼの荘」というアパートで、表通り側の1階には居酒屋とスナックが入居していた。
遊廓系建築でしばしばある左右対称のデザインではなかったが、左右2ヶ所に入口があるあたりはその系統と言えなくもない。軒先に白い円があるが、往時はここに屋号かなにかが記されていたのではないだろうか。
千住柳町には90年代までは赤線時代の建物が数軒残っていたが、現在はほぼなくなっている。この建物も撮影後数年のうちに解体されたらしく、2004年版の住宅地図では既に月極駐車場になっている。
注)東京都全住宅案内地図帳 足立区(1962発行?)による。
Tokyo Lost Architecture
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