17時頃に荷物を持ってホテルを後にする。再度町中へ行き、またCafe Sapporoで夕食。昼食がディナーだったので、夕食は簡単だと言われ、それじゃ夜おなかが減ってしまうかもなぁと心配だったが、さほど少ない訳ではなく、そこそこお腹が満たされた。壺入りのシチューのようなものが出されたのだが、暖かいものが食べられるとは思っていなかったので、これは非常に嬉しかった。しかしまだ、ロシア料理にありがちな酸っぱい味つけに馴染めていなかったので、食欲も若干減退気味で、全体には少々つらかった。
夕食後、店の外に出てみると目の前の角地は公園だった。後にウラジオストクを調べる内にわかったのだが、ソビエトの都市では社会主義の成立後、プロパガンダ目的の公園を街中の角地に結構造っている。ここもその一つで、ソ連特有の赤い色のついた看板や指導者の絵、モニュメントが整然と並んでいる。しかし夕暮れ時で公園はひっそりとしていた。
バスで駅へ向かう。ハバロフスクの幹線道路沿いの信号機は、3m程度の縦形のものが道路傍に立っているタイプだった。
1992年10月 ロシア日記・記事一覧
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