野田(株)・石川元三郎商店
所在地:中央区 東日本橋3-2-2
構造・階数:RC・3
建設年:1928(昭和3)
解体年:2011(平成23)頃
Photo 2005.3.27
訪れた時には休日で閉まっていたので、どのような会社なのか詳細を知らないままだった。今回、野田(株)で検索したところ、織物卸売業者とあり、現在もこの近くに会社があるようだ。Google Street Viewで、2008年、2010年の様子を見たところでは、タオルや浴衣が店頭に並んでいる様子だった。
古くからこの建物を使っていたのかどうかは知らないが、場所柄、やはり繊維・織物関連の会社が使っていた建物だったのだろう。一方の石川元三郎商店についてはネットでは情報が見つからなかった。
装飾はあまりというかほとんどない。軒先のフリーズ部分に帯状の装飾があり、柱型が少し壁面から出ている程度。建設当初から装飾が少なかったのか、改築でなくなったのかは分からないが、かなりあっさりしたデザイン。軒先に古典的な装飾がわずかにあるのでモダニズムともいえない、微妙な近代建築なのだった。
Tokyo Lost Architecture
#失われた建物 中央区 #近代建築 #商業系 タグ一覧
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