都市徘徊blog

徒然まちあるき日記

神田パイプ店

2025-03-03 | 台東区  
神田パイプ店
所在地:台東区 台東3-28-7
構造・階数:木・2
建設年:1936(昭和11)
解体年:2016〜17(平成28〜29)
Photo 2012.4.4

 佐竹商店街の東側、清洲橋通り沿いに建っていたモルタル看板建築。

 モルタル看板建築はファサードがシンメトリーなデザインであることが多いが、この建物では非対称(アシンメトリー)な形になっていた。下記サイトの記述などによると、パイプの加工などを手掛けていたとのことなので、建物の配管をイメージしたデザインだったのかもしれない。独特なファサードが印象的な建物だった。

佐竹商店街と周辺/台東3丁目 - ぼくの近代建築コレクション
taito of tokyo23archive(東京23区の近代建築)
アクトデザイン凛太郎のブログ 新御徒町駅近辺 台東3丁目佐竹商店街近辺散策

Tokyo Lost Architecture  
#失われた建物 台東区  #看板建築  #モルタル看板建築 
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2025年2月 記事一覧

2025-02-28 | 記事一覧 

02/03 協立製本(株)第二工場、岡村紙工
02/06 旧 綿貫理髪店
02/09 関口書店・小山履物店
02/12 九谷焼商会
02/15 旧 同志看護婦家政婦紹介所
02/18 旧 料亭箱根
02/21 アンヂェラス
02/24 Once Upon A Time
02/27 台東区立坂本小学校(旧入谷尋常小学校)

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台東区立坂本小学校

2025-02-27 | 台東区  
台東区立坂本小学校(旧入谷尋常小学校)
所在地:台東区 下谷1-12-8
構造・階数:RC・3
建設年:1926(大正15)
解体年:2022(令和4)
備考 :1996(平成8)に小学校は閉校
Photo 2012.12.18

 入谷駅近くの言問通り、入谷の鬼子母神の西隣にあった震災復興小学校。玄関まわりや階段室の頂部に放物線が用いられていて、当時、出始めていた表現派風のデザインが見られるとされる。

 玄関アーチが放物線になっているだけでなく、柱から庇へ至る部分も曲面でつながっている。

 校舎は南側に開いたコの字型。左端は講堂(体育館)。
 柱は丸柱が壁面に付く形で、壁面上部に桁がまわされている。

 東側から。東北角だけは面が取られていた。手前は真源寺(入谷鬼子母神)

 統合されて坂本小学校は閉校になり、その後、区の施設として20年以上利用されてきたが、2022年に校舎も解体。跡地は現在、暫定広場となっている。

東京都台東区立旧坂本小学校(大正モダン建築探訪) : 関根要太郎研究室@はこだて
台東区立坂本小学校/下谷1丁目 - ぼくの近代建築コレクション
【台東区の旧坂本小】26、27日に「棟下式」開催/96年の歴史に労い | 建設通信新聞Digital

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#失われた建物 台東区  #学校  #震災復興 
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Once Upon A Time(ワンスアポンアタイム)

2025-02-24 | 台東区  
Once Upon A Time(ワンスアポンアタイム)
所在地:台東区 上野1-3-3
構造・階数:煉瓦・2
建設年:明治時代初期
解体年:2023(令和5).10
備考 :1976(昭和51)頃、改装してバーになった
Photo 2011.10.9

 明治時代初期に建てられた煉瓦蔵。1965(昭和40)年発行の東京都全住宅案内図帳では隣(上写真の手前側)に池田ビルがあって、蔵はその別棟とされている。また、下記「ぼくの近代建築コレクション」の記事には、酒屋の倉庫だったとある。

 改装されて1976年頃にバーになったそうで、それから40年以上営業していたことになるが、一昨年秋に解体された。
 写真の時は屋根にブルーシートが掛けられている。2011年秋の撮影なので、東日本大震災で瓦が落ちたりして応急措置がとられていたタイミングだったのではないかと思う。解体少し前の頃に撮られた他の方の写真では瓦屋根が復活していた。

 煉瓦造の蔵は都心では数えるほどになっているのではないだろうか。明治時代の建物はやはりかなり少なくなっている。

Once Upon A Time/上野1丁目 - ぼくの近代建築コレクション

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#失われた建物 台東区  #倉庫・蔵  #飲食店 
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アンヂェラス

2025-02-21 | 台東区  
アンヂェラス
所在地:台東区 浅草1-17-6
構造・階数:木・2+屋根裏3
建設年:1946(昭和21)
解体年:2019(令和元)
Photo 2016.11.29

 浅草、オレンジ通りに面してあった老舗喫茶店。2、3回しか入ったことがないし、店内の様子は撮らずじまいであまり覚えていない。ただ、天井や窓の位置が低い場所があったりする少し変わった空間だなとちょっと思った記憶はあった。

 今回改めてチェックしたところ、その感覚はこの建物の経緯と関係があったようだ。下記、J-CASTニュースの記事によれば、創業時は平屋で建てられたが、内部に2階を造り、屋根裏を3階としたのだという。

 外観はハーフティンバーぽい洋風建物。内部は濃いめの木を多用した山小屋調の雰囲気。

 老舗喫茶店として有名だったが、建物の老朽化により2019年3月に閉店して解体された。レトロな喫茶店は都内にまだ残っているが、見ておかないとそれらもそのうちなくなってしまうのかもしれない。

浅草の名物喫茶店「アンヂェラス」70余年の歴史に幕へ
 街の復興夢見た創業者・澤田要蔵さんの功績: J-CAST ニュース【全文表示】

浅草 喫茶 アンヂェラス(閉店) - レトロ絵日記 de 街さんぽ
さようならアンヂェラス | 村井美樹オフィシャルブログ「村井美樹のつれづれ日記」 Powered by Ameba

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#失われた建物 文京区  #飲食店 
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