ぽてと倶楽部

じゃがいも伝来の地 『長崎』
雲仙普賢岳の裾野に広がるじゃがいも畑。
ここ愛野町は北海道に次ぐ「ポテト王国」です。

相手の立場に立って・・

2021-03-02 | よもやま話
昨夜からの雨も明け方には上がったが、
外の作業はまだ出来そうにない。

年末に他界された大学恩師の四十九日も過ぎ、
朝から押し入れにしまったままの段ボール箱を引っ張り出した。

学生だった頃の荷物が詰め込まれているはずだ。





箱の中には当時の写真をはじめ、
ゼミにサークルの後輩たちが書いてくれた寄せ書き。

その真ん中に恩師が書かれた「人世は尽誠なり」
まさにそういう人生を全うされたように思う。





さらに中からは卒業論文に卒業証書。
卒業証書に挟まって成績証明書まで出てきた。

卒業生は卒業式が終わった後は
揃って恩師の自宅へ出向くのが慣わしになっており、
確かその時に卒論は恩師に提出したんだったよな。





ところが、その前に卒業証書と一緒にもらった
成績証明書のゼミナール卒論の欄には、
すでに ❝ 優 ❞ の印がしっかり押されていた(笑)・・・ことを覚えている。





40年ぶりに開けた卒論。

全部を読み直す時間もないので、
とりあえずプロローグ、エピローグを読めば
如何いうことを書いていたのかが分かるというもの。

もう三十数年前になるが、結婚式に来賓として
恩師をお招きして挨拶もお願いしたのだが、
その挨拶の中で・・・

「彼は学生の頃、日本経済における・・・・・を
テーマにした卒業論文を書いていました。」

そんな難しいテーマの卒論だったかな?と内心思いつつ・・
ヨイショして頂いたことを思い出す。

そう言えば恩師が口癖のように言われていたこと。

「相手の立場に立って物事を考えなさい」だったな。

有難うございました。
安らかにお眠りください。

今のコロナ禍が終息すれば、
お別れ会なり、偲ぶ会も計画されることだろうし、
当時の恩師の写真を探しているのだが・・・

意外と恩師が写った写真がないのだ。

ついでにこういうのも発見。
・・・・・続く。




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コメント (2)
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