約1900年前の垂仁天皇時代に創建され、
高千穂郷八十八社の総社で、
荘厳な雰囲気の中にある高千穂神社。

主祭神は高千穂皇神と十社大明神、
十社大明神は三毛入野命をはじめとする
10柱を祀っています。

高千穂神社境内の神楽殿で毎晩20時より1時間、
三十三番の神楽の中から代表的な4番「手力雄の舞」
「鈿女の舞」「戸取の舞」「御神体の舞」を
公開していますが、ツアーのために昼に夜神楽を体感。

太陽神である天照大神が天岩戸に隠れると、
世界は闇に覆われ、多くの災いや秩序の乱れが起き、
困った八百万の神々は天岩戸に集まり会議。
芸能の神の天鈿女命が天岩戸の前で舞を踊ると・・・。
写真は、「鈿女の舞」です。

御神木の秩父杉(樹齢800年)

2本の杉の幹がつながった「夫婦杉」、
この杉の周りを夫婦、恋人、友達と手をつないで
3回まわると縁結び、家内安全、子孫繁栄の
3つの願いがかなうと言われています。

高千穂神社の祭神であるミケヌノミコトが、
荒ぶる神である「鬼八(きはち)」を
退治したという伝説をもとにつくられた脇障子。

祈ると悩みが鎮められるという鎮め石は必見


神社本殿と所蔵品の鉄造狛犬一対は、
国の重要文化財に指定。
鉄造狛犬一対は、
鎌倉時代に源頼朝が奉納されたとか。

ご利益は、縁結び・夫婦円満・諸願成就・農産業・厄祓。
パワースポットである高千穂神社を後にして、
バスで再びにっぽん丸へと戻ります。
宮崎県西臼杵郡高千穂町大字三田井1037
2021.11.4
