まるみのあっちこっち巡り

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江戸の潮風そよぐ浜御殿 浜離宮恩賜庭園

2022-01-23 00:26:42 | お出かけ 東京



海水を引き入れた潮入の池と二つの鴨場を伝え、
江戸時代には、江戸城の「出城」としての
機能を果たしていた徳川将軍家の庭園である
浜離宮恩賜庭園の紅葉を期待して来園してみました。







国の特別名勝及び特別史跡に指定されている
浜離宮恩賜庭園は、都立庭園となっており、
都立文化財9庭園の一つですが、
他の庭園の紅葉も気になるところです。







高層ビルが建ち並ぶ汐留駅や新橋駅からスタート。
かつて徳川将軍が鷹狩りに興じた場所は、
四季折々の景色が楽しめる庭園、
しばし都会の喧騒を忘れさせてくれます。







歴代の将軍たちは「御茶屋」で賓客と共に
景色を楽しみながら食事をしたり、
調度品を鑑賞するなどして過ごすほか、
鷹狩りの際の休憩場所としても使用していました。

上の写真は、2018年に史資料に基づき、
忠実に復元された「鷹の御茶屋」ですが、
現在4つの御茶屋が復元されています。







潮入の池の中に建つ「中島の御茶屋」では、
抹茶と和菓子セット(有料)を楽しめ、
人気も高くなっているようでした。

前回の訪問では休業していましたから
こうして再開していくことをうれしく思います。







紅葉する木は多くはありませんが、
既に雪吊りも設置、冬支度をしていました。







都内にある江戸の庭園では唯一現存する海水の池。
東京湾の水位の干潮に従って水門を開閉し、
池の水の出入りを調整しており、
ボラ、セイゴ、ハゼなど海水魚が棲息しています。

東京都中央区浜離宮庭園1-1

2021.11.27
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