昭和初期に建てられた旧細川公爵家の
事務所として建てられたものです。
細川幽斎を祖とする細川家に伝わる文物に
24代護立侯爵のコレクションを加え、
国宝8点を含む9万点を所蔵しています。
理事長は18代当主の細川護煕氏(元内閣総理大臣)
多くの旧大名家が伝来の名宝を美術館や
個人に寄贈したり売却する中で、
細川家は数多くの美術品を自ら管理、保存しました。
柿衛文庫(兵庫県伊丹市)の俳諧コレクションより、
松尾芭蕉を中心とした名品が一堂に公開、
芭蕉筆の短冊などを堪能しました。
大名庭園の面影を留める肥後細川庭園へは、
ここから行くことができるのですが、
閉園時間も迫り、鍵をかけられてしまいました。
目白台の閑静な住宅街の中にある永青文庫。
都電荒川線早稲田駅より徒歩10分、
メトロ江戸川橋駅、早稲田駅からは徒歩15分程、
神田川沿いに公園や庭園を散策し、
立ち寄るのにおススメです。
東京都文京区目白台1-1-1
2021.11.20