’08/01/11の朝刊記事から
対テロ新法 再議決 きょう成立
参院委 野党多数で否決
今国会最大の焦点である新テロ対策特別措置法案は10日の参院外交防衛委員会で、民主、共産、社民の野党各党の反対多数で否決された。11日午前の参院本会議でも否決されるが、同日午後の衆院本会議で与党の3分の2以上の賛成で再議決し、可決、成立する見通し。これに伴い、昨年11月以来中断していたインド洋での海上自衛隊の給油活動は、2月中旬にも再開される。
福田康夫首相は同委員会の締めくくりの質疑で「日本は国際社会に対する協力をずっとやってきた。給油活動が続かないと諸外国の日本を見る目は随分変わる。断固としてやらなければならない」と述べ、法案成立の重要性をあらためて強調した。