今日は漢詩のラジオ講座を聴けました。李白と杜甫が「安史の乱」でそれぞれ、逃亡生活を余儀なくされたころの詩で、素晴らしい作品、講師の宇野直人先生、朗読と質問をする美声の江原正士さんのおふたりで楽しい講座を聴かせて下さっています。
そしてその余韻に酔いしれているところに、平凡社から「巨大なる野放図、李白」と「偉大なる憂欝、杜甫」(各1995円)で出版されていることを知りました。
江原さんが「杜甫は偉大なジャーナリストですね」と感嘆なさったそうですが、これはハッとしました。
そう思うと杜甫の作品がよくわかるような気がしてきました。
杜甫は李白の奔放さに比べ、とびつくような魅力はかなわない・・・気まじめさはわかるのですが・・・。
「偉大なジャーナリストか・・・」と思うと『国破れて山河あり』など千年以上も前の様子が現代に手をとるように、しかも格調高く絵巻物のように伝わってきます。
「安史の乱」も玄宗の二人の息子の争いに翻弄されたふたりの詩人が身をもって戦乱を描いています。
たった30分の講座ですが、内容の素晴らしいこと、さっそく書店に行ってこれらの本を手にとって見たいと思います。
これらの本の出版を知ったのはラジオ講座のあと、パソコンで「江原正士」を検索して見つけたのです。
宇野先生の解説や江原さんの質問も載っていて、興味大!です。
そしてその余韻に酔いしれているところに、平凡社から「巨大なる野放図、李白」と「偉大なる憂欝、杜甫」(各1995円)で出版されていることを知りました。
江原さんが「杜甫は偉大なジャーナリストですね」と感嘆なさったそうですが、これはハッとしました。
そう思うと杜甫の作品がよくわかるような気がしてきました。
杜甫は李白の奔放さに比べ、とびつくような魅力はかなわない・・・気まじめさはわかるのですが・・・。
「偉大なジャーナリストか・・・」と思うと『国破れて山河あり』など千年以上も前の様子が現代に手をとるように、しかも格調高く絵巻物のように伝わってきます。
「安史の乱」も玄宗の二人の息子の争いに翻弄されたふたりの詩人が身をもって戦乱を描いています。
たった30分の講座ですが、内容の素晴らしいこと、さっそく書店に行ってこれらの本を手にとって見たいと思います。
これらの本の出版を知ったのはラジオ講座のあと、パソコンで「江原正士」を検索して見つけたのです。
宇野先生の解説や江原さんの質問も載っていて、興味大!です。