前もフランス大会からラフマニノフ「鐘」を選曲し、かたい表情で演技していて、この曲は今の真央ちゃんに合わないように書きましたが、今日のテレビのロシア大会ではもっと不調で、根性で乗り切る、というよりも「合わない」と思いました。
ラフマニノフのプレリュードで一番ドラマティックな「鐘」は同じフレーズを繰り返し、振り幅の大きな曲ですが、この曲では「場面転換」がほとんどない、どうしてこの曲を選んだんだろう、と疑問です。
真央ちゃんは一切笑顔なしで、背中に大きな荷物を背負ったようで、重苦しい雰囲気でした。
彼女のコンディションもあると思うのですが、他の選手が音楽で場面転換があるところでいっそうの展開を見せるのに、残念です。
スケートのことはよくわかりませんが、次回は彼女らしい軽やかで清純な、美しい曲で、と願っています。
一方、優勝した安藤美姫選手は、今までの「カルメン」(彼女はこれもよくこなしていて雰囲気的にマッチしていました)から、「オルガン」やモーツアルトの「レクイエム」といった達観したような重厚な音楽に路線を切り替え、他の選手とは全く違った印象を強めたような気がします。フリーでは「クレオパトラ~ローマ」でしたが、曲と演技とがマッチしていて素敵でした。
真央ちゃんですが、自分で乗り切るしかないのですが、がんばってほしいです。
ラフマニノフのプレリュードで一番ドラマティックな「鐘」は同じフレーズを繰り返し、振り幅の大きな曲ですが、この曲では「場面転換」がほとんどない、どうしてこの曲を選んだんだろう、と疑問です。
真央ちゃんは一切笑顔なしで、背中に大きな荷物を背負ったようで、重苦しい雰囲気でした。
彼女のコンディションもあると思うのですが、他の選手が音楽で場面転換があるところでいっそうの展開を見せるのに、残念です。
スケートのことはよくわかりませんが、次回は彼女らしい軽やかで清純な、美しい曲で、と願っています。
一方、優勝した安藤美姫選手は、今までの「カルメン」(彼女はこれもよくこなしていて雰囲気的にマッチしていました)から、「オルガン」やモーツアルトの「レクイエム」といった達観したような重厚な音楽に路線を切り替え、他の選手とは全く違った印象を強めたような気がします。フリーでは「クレオパトラ~ローマ」でしたが、曲と演技とがマッチしていて素敵でした。
真央ちゃんですが、自分で乗り切るしかないのですが、がんばってほしいです。