ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

鳩山政権、これでいいの?

2009年10月01日 | 政治
今日は亀井さん(藤井さんも)抜きで書きます。 
★「夫婦別姓」は問題が多すぎます。
親子も「別姓」になり、子の苗字をめぐって親や親戚の争いになることは悲惨です。
頭でだけ考えて「問題はない」と言い切れますか?
家族のことに国がここまで介入する必要があるでしょうか。

★「人権擁護法案」ですが、人権として訴えられただけで、いったいどうなるのでしょうか。かつての特高のように・・・こわいです。
「痴漢の誤認」もそのひとつかも?「セクハラ」もひとつ間違ったら???
糾弾などまるで特高みたいになる恐れも考えられるのですよ。

★もうひとつ、「外国人参政権」ですが、重ねて言います。
永住権と帰化とは違います。永住権を持つだけで「参政権」を与えるなんて、アメリカでもありません。
たとえば、日本にいる永住権を持つ外国人に本国から「参政権をとれるようになれば」と言ったとしたらどうでしょう。国の方針を決めるとき、祖国に有利になるよう考えるのは、人情として当たり前のことです。私でももし外国に永住権を得ていたら、親兄弟や友人、祖国のことを思ってそうするでしょう。
これが通ると、容易に日本に来て永住権をとる人が増えることでしょう。
リスクもしっかり説明して下さい。

鳩山さんは「日本は日本人だけのための国ではない」とおっしゃたそうですが、日本人の国です。まず自国民のことを考えて下さい。

★そしてケバケバシイ感じの鳩山夫人、何を勘違いなさっているのでしょうか。
昨夜、ヨン様とお会いになってツーショットの写真撮影もなさったそうですが、「プライベートなので」って?
本当に英語をご存知?
プライベートなのに、入場券も並んで買わず(その前にくじで買えるかどうか決まるそうな)民主党の議員たちやSPたちを引き連れて、「貴賓席」にお出ましですか?

ヨン様ファンのリリー・パンダ夫人は嘆いていましたよ。
「スマトラなどでこんな悲惨な地震・津波が起こり、多くの被害が出ているというのに、赤十字にでも走ったらどう?」って。
日韓友好というより、ヨン様と会いたいから?ホストじゃあるまいし!

閣僚ばかりでなく、夫人のコントロールも難しいですか?・・・鳩山さん、どうなさいますか?
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今日は何の日?中国と日本

2009年10月01日 | 料理・グルメ
日本は「日本酒の日」です。天狗舞という銘酒、朝青龍優勝の祝いに栓を開けたのですが、今日は続きを頂きます。
中国は建国60年、パレードや記念映画「建国大業」が話題ですが、こちらは政府主導すぎて?大変なようです。
軍事パレードは軍縮の世論の中で、KYといわれるほど規模の大きなものですし、虐げられた少数民族にとって恐怖でもあるでしょう。

一方の記念映画「建国大業」は、中国本土、香港、台湾のスターたちがボランティアで出演、主演の唐国強、人気女優のチャン・ツイ・イーや今をときめく名優のほとんどが出演、昨日の日経新聞によると、切符は爆発的な売れ行きらしく、この映画に出ない有名スターはない、と断言できるほどの豪華メンバー・・・但し、鮑国安は出演しません。陳道明はもちろん出演します。
香港からはアンディ・ラウ、ジャッキー・チエン、レオン・カーウエイ、などなどいっぱい出ます。こちらのほうが日本ではニュースになっているようです。

かつての「長征」の焼き直しのようなストーリーのところもあれば、蒋介石率いる国民党と毛沢東率いる人民軍の反目、そして1949年の中華人民共和国誕生の場面、でも映画って時間的限界があって難しいでしょうね。
それに多くの有名スターが出てしっかりしたストーリーがあるのかな?と心配。

それより出演者の20数人が「中国に国籍がない」欧米に帰化したスターたち、それを怒った民衆が映画をボイコットする、といううわさも・・・。

「長征」は良かったです。テレビドラマをDVDで観たのですが、決死の長征軍が廃墟で語り合う「史記」「春秋」など、教養いっぱい。
それに和訳が美しくて、「史記」の話など、フランス帰りの当時超エリートたちが泥にまみれた姿で語り合うのですもの。
このような知性にあふれたエリートたちが、内乱のなかで語り合い、ひとつにみえたはずの仲間がやがて疑いあう・・・人間ってこわいですね。

「建国大業」は私は観ない・・・これは記念映画ですので、「長征」のように純粋じゃない、という気がするのです。観るチャンスもないでしょうけれど。
毛沢東はとんでもない「文化大革命」など、むごい粛清もあり、独裁者ですが、
中国の歴史を見ますと、始皇帝や劉邦、唐の太宗など、最初は苦労して天下をとるのですが、晩年は暴君・独裁者です。
唐国強は1949年という「中国統一」までで終えています。これは毛沢東という人物を「歴史の中の中国の典型的なリーダー」として演じている、とききました。
「長征」では毛沢東は決して英雄でなく、どんくさい田舎男ですが、唐国強らしいですね。
ピリピリして感じやすいエリートでなく、苦境にあっても「カミソリ」でなく、「ナタ」の鈍さ、劉邦もそうでしたが・・・それがだんだん権力におぼれていくところまでは演じていません。あくまで1949年まで、です。

私はむしろ、唐国強が異民族の英雄を演じているのに注目したいです。
「大敦煌」は絶賛されていましたし、「江山風雨情」で満州の英雄が「清」を統一するスケールの大きな演技など、彼の想いは石丸さんがご存知でした。
「唐」という苗字はルーツをたどれば、漢民族ではなく辺境の異民族らしいです。

手放しで喜べない「建国60周年記念」、これからの難題山積です。
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