以前、書店でVOICE5月号を立ち読みでパラパラと見ていました。
「歴史の英知に学ぶ~日本の危機突破力」を特集、牛尾治郎、渡部昇一、西尾幹二、竹田恒泰、中西輝政、その他の記事が並んでいて、<特別ロングインタビュー>として塩野七生さんのトークがありました。
昨日の青山繁晴さんや勝谷さんのトークの動画で、私は驚くとともに、考え方が広がったようでした。
すると以前、立ち読みして「ヨーロッパと日本は違う!」と思って買わなかった塩野さんのトークが気になって気になって・・・今日はたった3冊だけ残っていたその雑誌を購入、
青山さんの「アンカー」を見なかったら、いまだに???だったかもしれない、それにしてもローマ帝国の歴史を書いた塩野さん、こういう考え方もあるのか、と参考になりました。
ここには、部分だけですが、ご紹介します。
冷戦後、政党は左右のイデオロギーの代わりに「よき政治とは何か」という価値基準で分かれるようになる。
経済力とは人間にとっての「体力」、政治力は「知力」、
20%の人間は100の生産性があり、70%の人間は10の生産性、残りの10%この部分は国家で養うしかない。
「3年で会社を辞める若者」に文句を言うのではなく、会社を辞めて勉強し直した人材を、積極的に登用すべき。
各人の力を見て、季節に関係なく企業がいつでも採用することが「真に人を活用する社会」
現在の日本のトップはそれを実行するだけの「肝っ玉」が据わっているとは思えない。
小沢氏は「面構え」の迫力を感じる。今日本は沈没しそうなのだから、日本をこれ以上悪くしないための「必要悪」、「悪をもって悪を制す」ことを期待。
小沢氏のビジョンや志を心配するのでなく、われわれ国民が彼に明確な方向性を示し、それを実現してもらう。
今や国民は、政治家をいかに使い捨てにするかに、真剣に取り組まねばならない。
小沢氏にとっても「政治屋」から「政治家」になるチャンス、権力も日本の再生のために使うよう、国民が常にそばで煽り続ければいい、そして最後はサムライとして死んでもらう。
カエサル(シーザー)に学んでほしいことは人材登用術、嫌いな人物でも起用した。
もし小沢氏が以前の不始末を恨んで、好き嫌いによって人を選ぶということではリーダーの資格なし。
また、天皇陛下と中国要人との会見で、一か月前までに申請するルールを破ることで汚点も残した。
小沢氏は田中角栄の下で「政局」は学んだが本当の「政治」を学んだのか疑問。
政治家としてもっと成熟する必要がある。
つまり、蛮勇は必要だが、虎の尾を踏んではいけない。
外交全般については、国連に自衛隊を全部預けるなど、とんでもない発想。
外交には「政治外交」のほかに「経済外交」「文化外交」「軍事外交」がある。インド洋での給油活動から撤退は世界各国から不興を買うことになった。
移民などの外国人に地方参政権を与えるなら、ハードルを非常に高くすべき。
日本より先に移民政策を先に進めた国では、安易に参政権を与えたことで社会不安が起きている。(日本での移民政策・参政権付与はしないほうがよい)
植民地への贖罪意識は考えるべきではない。移民政策が国益にかなうかどうかだけで判断すればいい。
国民の中には発言する力や勇気を持っている人がいます。もし小沢がダメならそこで使い捨てて、別の人を立てればいい。
一票を行使するのは投票日だけではない、現代の政治家は世論調査に一喜一憂する。
何かをしてくれる人を探すのではなく、自ら動き、政治家や指導者を使えばいい。
日本の国民は、月並みな政治家やマスメディアや有識者たちが考えるほど「バカ」ではない。
以上、これでも「手短く」抜き書きしました。
それにしても、ここまでやっと私たちは絶望や怒りを背負いながら<手作業>でここまできたのだ、という感慨はあります。
塩野さんのトークは作家としての勢いが現実そのままとは相いれないところもありますが、参考にするところがあります。
よいところは考え方のひとつとして取り入れたいものです。
策士与謝野さん、もしかしたら・・・。
「歴史の英知に学ぶ~日本の危機突破力」を特集、牛尾治郎、渡部昇一、西尾幹二、竹田恒泰、中西輝政、その他の記事が並んでいて、<特別ロングインタビュー>として塩野七生さんのトークがありました。
昨日の青山繁晴さんや勝谷さんのトークの動画で、私は驚くとともに、考え方が広がったようでした。
すると以前、立ち読みして「ヨーロッパと日本は違う!」と思って買わなかった塩野さんのトークが気になって気になって・・・今日はたった3冊だけ残っていたその雑誌を購入、
青山さんの「アンカー」を見なかったら、いまだに???だったかもしれない、それにしてもローマ帝国の歴史を書いた塩野さん、こういう考え方もあるのか、と参考になりました。
ここには、部分だけですが、ご紹介します。
冷戦後、政党は左右のイデオロギーの代わりに「よき政治とは何か」という価値基準で分かれるようになる。
経済力とは人間にとっての「体力」、政治力は「知力」、
20%の人間は100の生産性があり、70%の人間は10の生産性、残りの10%この部分は国家で養うしかない。
「3年で会社を辞める若者」に文句を言うのではなく、会社を辞めて勉強し直した人材を、積極的に登用すべき。
各人の力を見て、季節に関係なく企業がいつでも採用することが「真に人を活用する社会」
現在の日本のトップはそれを実行するだけの「肝っ玉」が据わっているとは思えない。
小沢氏は「面構え」の迫力を感じる。今日本は沈没しそうなのだから、日本をこれ以上悪くしないための「必要悪」、「悪をもって悪を制す」ことを期待。
小沢氏のビジョンや志を心配するのでなく、われわれ国民が彼に明確な方向性を示し、それを実現してもらう。
今や国民は、政治家をいかに使い捨てにするかに、真剣に取り組まねばならない。
小沢氏にとっても「政治屋」から「政治家」になるチャンス、権力も日本の再生のために使うよう、国民が常にそばで煽り続ければいい、そして最後はサムライとして死んでもらう。
カエサル(シーザー)に学んでほしいことは人材登用術、嫌いな人物でも起用した。
もし小沢氏が以前の不始末を恨んで、好き嫌いによって人を選ぶということではリーダーの資格なし。
また、天皇陛下と中国要人との会見で、一か月前までに申請するルールを破ることで汚点も残した。
小沢氏は田中角栄の下で「政局」は学んだが本当の「政治」を学んだのか疑問。
政治家としてもっと成熟する必要がある。
つまり、蛮勇は必要だが、虎の尾を踏んではいけない。
外交全般については、国連に自衛隊を全部預けるなど、とんでもない発想。
外交には「政治外交」のほかに「経済外交」「文化外交」「軍事外交」がある。インド洋での給油活動から撤退は世界各国から不興を買うことになった。
移民などの外国人に地方参政権を与えるなら、ハードルを非常に高くすべき。
日本より先に移民政策を先に進めた国では、安易に参政権を与えたことで社会不安が起きている。(日本での移民政策・参政権付与はしないほうがよい)
植民地への贖罪意識は考えるべきではない。移民政策が国益にかなうかどうかだけで判断すればいい。
国民の中には発言する力や勇気を持っている人がいます。もし小沢がダメならそこで使い捨てて、別の人を立てればいい。
一票を行使するのは投票日だけではない、現代の政治家は世論調査に一喜一憂する。
何かをしてくれる人を探すのではなく、自ら動き、政治家や指導者を使えばいい。
日本の国民は、月並みな政治家やマスメディアや有識者たちが考えるほど「バカ」ではない。
以上、これでも「手短く」抜き書きしました。
それにしても、ここまでやっと私たちは絶望や怒りを背負いながら<手作業>でここまできたのだ、という感慨はあります。
塩野さんのトークは作家としての勢いが現実そのままとは相いれないところもありますが、参考にするところがあります。
よいところは考え方のひとつとして取り入れたいものです。
策士与謝野さん、もしかしたら・・・。