Celibidache Barenboim Tchaikovsky Piano concerto no. 1 MVT 1A
バレンボイムは最初、無名のピアニストで演奏会の切符は日本でも全く売れなかった。ついに入場料が500円となった時、リサイタルを聴きに行ったが、私は愕然とした。凄い天才だ、しかも才気煥発!ただのピアニストではない、指揮者だ!という気がした。
そして数年後、彼は押しも押されぬ天才指揮者として大活躍、「頭いいなあ~」、その直観力はオペラの指揮においても、シノポリと双壁のように思えた。
「音楽の切り返し」がものすごいのだ。
普段気がつかないところを、ごく普通にピシッと決めてしまう。
またピアノを弾けば、ピアノがピアノをこえてオーケストラのように各音が響くような気がした。
天才とはこういう人を言うのか・・・。
そこで「奇人?」チェリビダッケがチャイコフスキーを指揮、マルチ天才ピアニスト兼指揮者バレンボイムのIQ200近い(これ、冗談だが)頭脳抜群のピアノと勝負させてみたのがこれ。
チェリビダッケはベートーヴェン「第九」を超ノロノロで演奏、そして私は「悠久」と感じたのだが、「わが道を行く」という奇人指揮者。
バレンボイムはそんなチェリビダッケに心酔、共演となった。
しかし、このふたり、チェリビダッケはバレンボイムのあらゆる揺さぶりや挑戦に全く影響されず、「悠久」というか、淡々と指揮する。
バレンボイムは天才的な直観力で「音楽の切り返し」で、ハッとさせられる才気煥発、贅沢ですねえ・・・。
でも、バレンボイム、この時は釈迦の手の上で・・・なんてことを考えたりする。
☆ 関係ないけど「のだめ」に出てくる才気煥発な千秋がバレンボイムで、竹中直人演じるシュトレーゼマン(ミルヒ・ホルスタイン?)がチェリビダッケ???なんて連想・・・
チェリビダッケはオーケストラの練習が厳しく、完全主義者だったというが、若いころは指揮者のオーディションに遅刻、しかし彼が採用された。
また、日本の三島の寺で修行。禅宗の仏教徒だという。
カラヤンとはライヴァル関係であった。
バレンボイムは最初、無名のピアニストで演奏会の切符は日本でも全く売れなかった。ついに入場料が500円となった時、リサイタルを聴きに行ったが、私は愕然とした。凄い天才だ、しかも才気煥発!ただのピアニストではない、指揮者だ!という気がした。
そして数年後、彼は押しも押されぬ天才指揮者として大活躍、「頭いいなあ~」、その直観力はオペラの指揮においても、シノポリと双壁のように思えた。
「音楽の切り返し」がものすごいのだ。
普段気がつかないところを、ごく普通にピシッと決めてしまう。
またピアノを弾けば、ピアノがピアノをこえてオーケストラのように各音が響くような気がした。
天才とはこういう人を言うのか・・・。
そこで「奇人?」チェリビダッケがチャイコフスキーを指揮、マルチ天才ピアニスト兼指揮者バレンボイムのIQ200近い(これ、冗談だが)頭脳抜群のピアノと勝負させてみたのがこれ。
チェリビダッケはベートーヴェン「第九」を超ノロノロで演奏、そして私は「悠久」と感じたのだが、「わが道を行く」という奇人指揮者。
バレンボイムはそんなチェリビダッケに心酔、共演となった。
しかし、このふたり、チェリビダッケはバレンボイムのあらゆる揺さぶりや挑戦に全く影響されず、「悠久」というか、淡々と指揮する。
バレンボイムは天才的な直観力で「音楽の切り返し」で、ハッとさせられる才気煥発、贅沢ですねえ・・・。
でも、バレンボイム、この時は釈迦の手の上で・・・なんてことを考えたりする。
☆ 関係ないけど「のだめ」に出てくる才気煥発な千秋がバレンボイムで、竹中直人演じるシュトレーゼマン(ミルヒ・ホルスタイン?)がチェリビダッケ???なんて連想・・・
チェリビダッケはオーケストラの練習が厳しく、完全主義者だったというが、若いころは指揮者のオーディションに遅刻、しかし彼が採用された。
また、日本の三島の寺で修行。禅宗の仏教徒だという。
カラヤンとはライヴァル関係であった。