1、ヒルトン大阪で10人食中毒=他に29人症状時事通信 3月22日(木)0時1分配信
大阪市は21日、ホテル「ヒルトン大阪」(大阪市北区)のレストランで、利用客10人が食中毒の症状を訴え、ノロウイルスが検出されたと発表した。
重症者はいないが、市は同日から3日間、レストランの営業停止を命じた。他に利用客29人も同様の症状を起こしており、市が調べている。
市によると、食中毒が起きたのは、同ホテル最上階の「ウインドーズ・オン・ザ・ワールド」。3グループの男女10人が15日にディナータイムのコース料理を食べたところ、その後に嘔吐(おうと)や下痢などを起こし、うち6人からノロウイルスが検出された。
2、食中毒といえば、サルモネラ菌も要注意!
注意喚起、生卵における食中毒サルモネラ属菌が原因と思われる生卵における食中毒が発生。
通常、卵は、GPセンター(卵選別包装施設)で、洗浄・消毒してからパック詰めし、賞味期限等の表示を付した上で小売店頭で販売されているが、販売されている卵の中には、1個1個バラバラに売られているような卵もあり、この中には必ずしも洗浄・消毒されていない卵もある。このような卵を購入したときには、汚れをふき取ってから冷蔵庫で保存し、調理する直前には洗って使い、十分に加熱してから食べる。
特に、2才以下の乳幼児や高齢者、妊娠中の女性、免疫機能が低下している人は、生卵を避け、できる限り十分加熱した卵料理を食べる。
冷蔵庫で保存するときは、ドアポケットではなく、できるだけ温度変化の少ない場所に保存。
3、また、こんな事実も・・・韓国旅行を計画しているかたへ
韓国の地下水の3割がノロウイルスに汚染されているという、衝撃的なニュース。
韓国では、食中毒発生原因の20%を占めるそう。
韓国の環境部傘下である、国立環境科学院は30日、「4月から全国地下水の汚染状況を調査した結果、調査対象300カ所の地下水のうち、104カ所(34.7%)でノロウイルスが検出されたことから、地下水の使用を中断するよう地方自治体に伝えた」と明らかにしたそう。
ノロウイルスは人の腸でのみ繁殖し、排泄物を通じて空気や水などに伝わり(空気感染)、長い場合は40日ほど生存するといわれており、伝染力が非常に強く、またワクチンが開発されていないために予防ができないことでも知られている。
<朝鮮日報/朝鮮日報日本語版 より引用>