今回は本当に心配しました。チャイナでは日本人が逮捕されたとニュースになっていたこともあり、特に今回は「尖閣」の歴史の講演会、しかもその後、向こうの学者の方々と交流、立派に目的を果たされ、それゆえに心配だったのですが、無事に帰国されました。応援してくださった方々、拡散してくださってありがとうございました。
また遠くドイツからもクライン孝子氏から応援・拡散・ご激励を頂き、感謝にたえません。
三宅博夫人も心配なさっていました。
石井先生の講演について、香港側の要請により「録音録画」は許可されませんでしたが、また私のブログでもとりあげてお知らせしたいと思います。(下記の動画、全部興味深く見ました。
「尖閣」の現状が日本のニュースとは違って大変詳しく報道されている様子、また8分35秒から北朝鮮問題もあります)
では石井先生のサイトからです。


大国外交:“喊话哥”红了!原来在钓鱼岛中国海警是这样回击日船挑衅的!
二〇一七年九月一八日
ドローンは尖閣に接近できず。總選舉前に常駐せよ。そのためには悠久の歴史を語れ
ドローンで尖閣を撮影放映したと騷がれてゐるビデオ。 (注・上にUPしたものです)
https://www.youtube.com/watch?v=8A34f1mIvSs
ドローンですらちっとも尖閣に接近できてゐない。遙かに遠い映像ばかりだ。日本の海保は完全に尖閣を守ってゐることが逆によく分かった。これほど素晴らしく日本の主權を示してゐるビデオも中々無い。これほど安全なのに何故日本は上陸常駐しないのか。
政府は尖閣が常に危險だと宣傳して、尖閣を取りまく東支那海の軍備増強に利用して來た。尖閣を取材させないから、ブラックホールのやうに危險に見える。ところがチャイナ側から實は安全だとばらされてしまった。それが實情だ。
http://senkaku.blog.jp/2016081565003071.html (注・このリンク、クリックしてお読みください。「尖閣防衞について、保守派周邊の人々の嘘」)
これにより左翼は言ふだらう。「チャイナは尖閣をほとんど侵犯してないから心配要らない」と。全く違ふ。防衞できてゐる今こそ、自衞隊常駐の時だ。チャイナからは常駐の事實すら發見できないだらう。常駐が明らかになった後、チャイナはどうするか。攻撃は不可能。よってチャイナ國内で再度民衆動亂を煽動し、日本企業破壞などありとあらゆる不逞の限りを盡くすだらう。
安倍首相は尖閣常駐の公約を破ったまま再び總選擧に突入しようとしてゐる。國民が黙ってゐるから安倍首相は怖れないのだ。國民を怖れず、常駐を怖れてゐる。常駐した場合に安倍首相が怖れてゐるのは三點。
第一、日本企業が破壞されるので、丹羽氏らを中心とする經團聯の機嫌を損ねること。
第二、先進諸國が日本を惡者扱ひするlこと。
第三、日本國民が支持しないこと。
この内、第二第三が解決すれば、第一も仕方なく黙るだらう。第二第三の解決に必要なのは何か。それは悠久の歴史だ。
有効手はただ一つ。歴史百對ゼロの壓倒的悠久の正義を世界に理解させることだ。
http://senkaku.blog.jp/2017022769624302.html
「ああさうだったのか!尖閣では最初の1534年から琉球職員がチャイナ使節船を案内し、秀吉家康の朱印船は縱軸横軸で尖閣を航行し、1600年頃に日本が作った精確な尖閣地圖は十九世紀半ばまで世界最尖端であり續け、1604年には國際法の祖グロチウスが尖閣に言及しそこね、1617年には三浦按針がチャイナを避けつつ尖閣を航行し、同年には尖閣の西側入口の馬祖列島で日明間和平合意も成り、1660年には尖閣附近で坐礁したオランダ貨物を薩摩が運んで長崎奉行から出島オランダ商館に引渡し、1719年と1800年には琉球職員が馬祖列島から早くもチャイナ使節の水先案内をして尖閣に導き、1819年には琉球王族が尖閣で公式上陸調査し、1845年には八重山航海士がイギリス人を尖閣に案内し、1867年には歐洲製地圖で尖閣の西側に國境線が引かれ、明國清國は最初から最後まで尖閣と臺灣北方諸島とを混同したままで、釣魚臺を臺灣北方諸島の西側に置くチャイナ史料が歴代の半數を占め、1461年から1872年までずっと尖閣の遙か西方にチャイナ國境線を引いてゐて、1403年のチャイナ尖閣史料は實は琉球人に教はって1573年以後に編まれたに過ぎず、臺灣の地誌に出現する釣魚臺は尖閣ではない別の島であり、琉球風水思想では首里を中心として尖閣を外縁とし、臺灣の風水は基隆から南に伸びるが尖閣へは伸びず、、、、とにかくあらゆる史實が、1895年日本編入の正義に向かって動いてゐたのだ!今悟った!」
世界がさう氣づけば九割の支持を得て尖閣常駐できる。國際法とか軍事とか地政學とかのチャチな話ではない。
(以上、石井先生)

★ 石井望先生、日本のためにありがとうございます。みなさま、これからも「国士学者」をどうぞ応援よろしくお願い申し上げます。
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マルタ・アルゲリッチが弾くシューマン作曲「ピアノソナタ」第二番ト短調 作品22
Martha Argerich plays Robert Schumann - Piano Sonata No. 2 in G Minor, Op. 22