ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

ドイツ連邦議会選挙メルケルのしたたかさ、そして中山恭子氏のこと

2017年09月24日 | 政治

★ ドイツの政党や選挙のこと、昨日クライン孝子氏がメールマガジンで下記の解説のリンクを貼られていたのでご紹介します。

ドイツ連邦議会選挙・・・youtubeです。


★ ドイツの総選挙でメルケル氏が勝利をおさめたようです。したたかとしか言えない、剛腕です。

独総選挙、メルケル氏の続投確実 与党第一党維持の勢い 新興右派が国政初進出へ

 【ベルリン=宮下日出男】ドイツ連邦議会(下院)選挙の投開票が24日行われた。公共テレビZDFが投票終了直後に伝えた出口調査では4期目を目指すメルケル首相の保守系与党、キリスト教民主・社会同盟は予想得票率33・5%でメルケル氏の続投が確実な情勢となった。

 「反難民」を掲げる大衆迎合主義(ポピュリズム)的な新興右派「ドイツのための選択肢」(AfD)は13%。議席獲得に必要な得票率5%を超え国政初進出は確実とされ、第3勢力に躍進する勢い。

 同盟のライバルで現連立相手の中道左派、社会民主党は21%。国政復帰を目指す中道の自由民主党は10%。旧東独共産党の後身の左派党と環境政党の90年連合・緑の党はともに9%。

 選挙結果は24日夜(日本時間25日未明)に大勢判明の見通し。同盟は単独過半数に届かず、メルケル氏は政権維持に連立相手が必要。選択肢として社民党との大連立継続のほか、自民党と緑の党の3党連立が取り沙汰されるが、連立協議は難航する可能性がある。

http://www.sankei.com/world/news/170925/wor1709250005-n1.html

★ メルケル氏が良い悪いは別にして、「したたかな手腕」を見せつけられました。ネットでは中山恭子氏が夫君の成彬氏と共に小池新党に合流することで騒いでいますが、「裏切り者」とか・・・
なぜ中山夫妻がそのような罵倒を受けなければならないのでしょう。
非難されるべきは許しがたいずるい前科者元衆議院議員でなおも「保守」と称賛されているあの「オレ様老舗偽ホシュ」ではありませんか。
その元議員の講演では「大言壮語」「軍人」多用、さらに「卑猥な話」など到底笑えぬレヴェルです。
何が「保守」なものでしょうか。いいかげんにしてほしい。


ドイツ総選挙、連立組み替えも? 24日投開票
http://www.sankei.com/world/news/170923/wor1709230033-n1.html

メルケル独首相、支持率回復の裏にもうひとつの顔
ドイツでは、総選挙の投票が始まっています。多くの難民を受け入れたことで一時は支持率を大きく下げ続投も危ぶまれたメルケル首相ですが、最新の世論調査では、4期目の再選が有力視されています。驚異的な支持率回復の背景にはメルケル氏のもうひとつの顔がありました。

 ベルリンからは週1便、イラク行きの飛行機が飛んでいるのですが、乗客の中には難民の姿も見られます。

 ベルリンからイラクへと帰国する難民たち。聞こえてくるのは失望の声でした。
 「イラクがまだ危険なのは分かっているのですが、どうしようもないのです」(イラク難民)

 この2年半にドイツから帰国した移民・難民の数は11万人にのぼっていますが、その背景にはメルケル政権の様々な政策がありました。そのひとつが“難民認定の厳格化”です。

https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20170924-00000036-jnn-int

★ ふたたび中山恭子氏のことに戻りますが、私は先日、中山氏の「拉致問題」に関する講演を聴きました。
そして講演後、東京にお帰りになる前に少しお話ができました。

ウズベキスタンでの日本人拉致から命をかけて無事に救った中山恭子氏、それを日本から支えた夫君の成彬氏、
おふたりの「誠」に裏も表もありません。


「たちあがれ日本」「次世代の党」にすべて熱烈な支持をしてきた私自身はもうどこにも属しません。

国士、三宅博先生を強く支持してきたことは大きな誇りです。




ブログのティールーム



巨匠フルトヴェングラーの指揮でベートーヴェン作曲「コリオラン」、
三宅先生がよく語られた古代ローマの英雄の話だ。

Wilhelm Furtwängler Coriolan, overture


コメント (2)
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【討論】衆議院解散!どうなる日本、他「朝鮮半島」「中国・尖閣・沖縄・台湾」

2017年09月24日 | 政治

2017/09/23 に公開
衆議院解散!どうなる日本

パネリスト:

 潮匡人(評論家)
 加藤清隆(政治評論家)
 古森義久(産経新聞ワシントン駐在客員特派員・麗澤大学特別教授)
 田村秀男(産経新聞特別記者・編集委員兼論説委員)
 長尾たかし(衆議院議員)
 西村幸祐(批評家・ジャーナリスト・関東学院大学講師)
 三輪和雄(日本世論の会会長・正論の会代表)
 山田宏(参議院議員)
 司会:水島総 


【討論】衆議院解散!どうなる日本[桜H29/9/23]


★ コメンテーターが???・・・です。



★ その他2つ、気になるテーマですので貼っておきます。
時間的に全部は大変ですが、ご紹介まで。


2016/09/17 に公開
朝鮮半島の危ない現在

パネリスト

 潮匡人(評論家)
 惠谷治(ジャーナリスト)
 髙英起(デイリーNKジャパン編集長)
 西岡力(「救う会」全国協議会会長・東京基督教大学教授)
 三浦小太郎(評論家)
 室谷克実(評論家)
 渡邉哲也(経済評論家)
司会:水島総


【闘論!倒論!討論】朝鮮半島の危ない現在 3時間一挙公開 [桜H28/9/17]





2017/09/16 に公開
徹底討論!どうなる中国!?尖閣・沖縄・台湾

パネリスト:
 河添恵子(ノンフィクション作家)
 永山英樹(台湾研究フォーラム会長・2020東京五輪台湾正名推進協議会幹事長)
 野口裕之(産経新聞政治部専門委員)
 坂東忠信(元警視庁通訳捜査官・外国人犯罪防犯講師)
 ペマ・ギャルポ(拓殖大学国際日本文化研究所教授・チベット文化研究所名誉所長)
 宮崎正弘(作家・評論家)
 渡邉哲也(経済評論家)
司会:水島総


【徹底討論!】どうなる中国!?尖閣・沖縄・台湾[桜H29/9/16]


★ 「尖閣」歴史について第一人者である石井望先生はこの時「香港大学」で講演中でした。


★ 「ブログのティールーム」



1963年来日して素晴らしい歌唱をきかせたジュリエッタ・シミオナートとアンジェロ・ロ・フォレーゼが歌い演じる「カヴァレリア・ルスティカーナ」から二重唱。貴重な録画録音です。

Giulieta Simionato & Angelo Loforese in Cavalleria Duet

哀れなサントゥッツァを歌うシミオナートの凄さは正統的なベルカントはもちろんですが、心理的に相手の心を察し、追い込む女心・・・これは今の歌手にはできない、メッツオ・ソプラノは華麗なソプラノとは対極の表現力で対立点を明らかにしている、と思いました。
相手役のロ・フォレーゼは現在100歳近く、なおも活躍されているように伺っています。
シミオナートはあと何日間で100歳という長寿を全うしました。
この公演は共に50代というベテランがドラマティックに悲劇を歌い、伝説的な名演のひとつになっています。

このオペラはシチリアの村の事件、兵役から帰った青年トゥリドゥはフィアンセの美しいローラが既にほかの男と結婚していたことに自暴自棄になり、代わりに?サントゥッツァという女性に言い寄って恋人にしますが、ローラとトゥリドゥは「よりを戻していた」のです。怒り嘆くサントゥッツァ、掌を返したようにつらく当たるトゥリドゥ、そこへローラが通りがかったからドラマは・・・。

脇役ですが美しいローラを歌う当時30代のアンナ・ディ・スタジオの声の魅力は今だったら貴重な主役級でしょう。
当時は若くて大変美しい歌い手でした。ここではメッツオ・ソプラノ同士の対決でしょう。
今よりはるかに貧しい時代に活躍したアーティストたち、しかし音楽そのものはずっと上だった。
アンナ・ディ・スタジオは80代で亡くなりました。




コメント (4)
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