ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

トランプは元部下ボルトン氏警護をはずす/メローニイタリア首相/石破氏のエチケットの嫌悪感/安倍昭恵氏を救世主ともてはやすアホッシュ

2025年01月23日 | 政治

トランプ氏、元部下ボルトン氏の警護を外す 批判への意趣返しか

米国のボルトン元国連大使は21日、トランプ大統領の指示で、大統領警護隊(シークレットサービス)による警護を受けられなくなったと明らかにした。ボルトン氏はイラン当局の暗殺の標的になったことがあり、バイデン前政権が警護をつけていた。

 トランプ氏は、第1次政権を去った後に自身を批判するようになったボルトン氏を敵視しており、警護を外したのは意趣返しだとみられる。

 ボルトン氏は外交・安全保障のタカ派として知られ、第1次トランプ政権で大統領補佐官(国家安全保障問題担当)を務めた。しかし、北朝鮮やイランを巡る意見対立を理由に2019年9月に解任され、トランプ氏の外交を批判するようになった。

 ボルトン氏は21日のX(ツイッター)への投稿で「トランプ氏の判断に失望したが、驚きはない。(暗殺の)脅威は残っており、それはトランプ氏自身の暗殺をイランが企図した事件でも示された」と述べた。【ワシントン秋山信一】

私はメローニイタリア首相のサイトをよく見ている。彼女はイタリアの女傑だ。
幼いころに父親が他の女性に惚れ、妻子を捨てて家出した。メローニの母は朝から晩までずっと働いて子供を養い、メローニは着る服もあまりなくて、小学校でいじめられていた。
ルンペンのような生活だったという。学校は義務教育の中学校まで。あとは職業学校に行き、店員やベビーシッター、バーテンダーをして学費を稼ぎ、職業学校を最優秀で卒業。
ところでジャーナリストの夫が他の女性をくどいたということで、3日後に放り出す。
娘を育てながら政治経済を勉強、29歳で政治家になり、ついにイタリア初の女性首相になった。
プーチンやハンガリーのオルバン首相、アメリカのバイデン、中国の李強首相や習近平にも
活発に意見を交換しており「中国の一帯一路」を断ち切った。メローニ首相が率いる「イタリアの同胞」、イタリア語ではFratelli d'Italia (イタリアの兄弟たち)略して FdIという。
これはガリバルディの「祖国統一運動」で叫ばれた言葉であり、作曲家ヴェルディも共鳴し、多くのオペラ作品は聴衆の心をつかんだ。イタリア国歌にもこの言葉がある。

Fratteli d'Italia l'Italia s'e' desta, イタリアの兄弟たちよ、イタリアは今目覚めた。
Dell'elmo di Scipio, s'e' cinta la testa. スキピオの兜を頭に被せ勝利はいづこに。
Dov'e la Vittoria?  勝利はどこにあるだろう。(部分です)
 紀元前236年に生まれたスキピオとはカルタゴの英雄ハンニバルを破った。しかし他の政治家たちの嫉妬で彼は政治の世界から去る。スキピオは後に名誉回復され、国歌にまで歌われた。金銭にも潔癖な人だった。
(私は何度もスキピオのことをブログに書いている。三宅博先生がご存命の時によくお話した)


【イタリア】メローニ首相とはどういう人物なのか!壮絶な生い立ち、苦労を重ねた若手時代!

これはあまりにも有名な演説、「私はイタリア人、私は女、私は母親・・・」動画は約1分
Meloni nel 2019: "Sono Giorgia, sono una madre, sono cristiana"

そして昨年末、イタリア南部のナポリを旅行された方によると、治安が良くなっているとのことで、私は驚いた。公園のベンチには殺された人がテレビニュースでそのまま放映されていたりして、予定していたナポリのサン・カルロ歌劇場の「運命の力」(スリオティス主演)をあきらめたりした。夜、ひとりでホテルに帰るのも無事かどうかわからないと思った。あのナポリが治安がよくなっているというのは、メローニの次の発言でわかる。
彼女のサイトから。

メローニは難民や移民をビジネスとして扱う業者を摘発、ナポリも驚くほど治安がよくなったそうです。
メローニのサイトから。

>パオロ・ボルセリーノの誕生の日に、恐れることは人間だが、重要なのは勇気を恐れることだと教えてくれた偉大な人、裁判官、公務員を思い出したい。 あなたが信じるもののために戦い、物事を改善するために可能な限りを行う勇気。

政府設立以来、私たちは優先事項の中でマフィアとの戦いをし、パオロ・ボルセリーノ、ジョヴァンニ・ファルコーネと組織犯罪によって亡くなったすべての人々の名の下に、合法性と安全、自由と正義をもたらすためにこの道を進んでいきます。

メローニが尊敬するパオロ・ボルセリーノとは・・・

パオロ・ボルセリーノイタリア語Paolo Borsellino 1940年1月19日 - 1992年7月19日)はイタリア裁判官。友人のジョヴァンニ・ファルコーネ治安判事らと共にマフィア撲滅に向けて活動していたが、ファルコーネがマフィアに暗殺されてから2ヶ月余りのちに車に仕掛けられた爆弾により暗殺された。

ジョルジャ・メローニ氏、新首相に就任 イタリア初の女性首相 - CNN.co.jp
ジョルジャ・メローニ首相

どうしょう、日本の石破首相・・・
「一国の代表失格」の烙印を押された石破内閣の支持率低下が急加速…!都議選&参院選は壊滅的、自民党に起こりうる「最悪のシナリオ」
参議院選でも最低にな可能性も。石破首相にとっては、衆議院での少数与党状況を変えるために、衆参同日選挙という選択肢もある。

 石破首相のヨレヨレズボンや食事の時のエチケットのなさ、あまりにも不快な写真で庶民は引く。不快さが強くて一度写真を見たら忘れられないほどだ。
こういった生理的不快感は首相になった時から目立った。食事中のあまりな無作法や服装のだらしなさ(高価なスーツも台無し)など、指導するメンバーはいなかったのか。
首相夫人も和太鼓を上手に打って外国で評判がよかったと記事にあったが、夫君の指導?はしていないのでは?(いや、石破氏自身が長年こういったエチケットについて無頓着だったのかも)・・・こういった面ではもう手遅れ感がぬぐえない。
この写真はホンの一例
石破茂の食べ方が安倍晋三なみに汚すぎると話題に…1人、テキストの画像のようです2人の画像のようです

★★ その点、女性政治家は今までパッとしない風采でも、だんだん服装も髪型・お化粧も洗練されていく。政治のことよりもね・・・写真でもパッチリと目をむいたりするのには閉口するが。・・・あ、元防衛大臣の稲田朋美網タイツさんのことも強烈(爆笑)。


高市早苗はこの程度。便乗発言で彼女は誰のために言っているのか???優秀さは感じられない。
自民・高市早苗氏「私もジャパン・ファースト」 トランプ氏の就任に

ネットを見ていると「異口同音」に同じ意見を自分たちで言い合うのには閉口する。
その他に自分自身の意見はないのか?
他の意見を叩きにいくのが「正義」だと勘違いしているのはよくある。
こういう人は相手にはしたくないですね。そして同じ政治家を支持することに夢中。
「看板」にしているから。
また驚いたことに評論家の宮崎正弘氏のメールマガジンに読者が寄稿していましたが、もう絶望しました。こんなことが書かれてあったのです。
「最近はなぜかポスト石破とオボシキ人たちの存在感が希薄になって居るような気がしていますので、彼らにも声を大にして「安倍夫人を駐米大使に」と唱えろ!と尻を叩くことも必要でしょう。」・・・私の見解では「安倍昭恵氏」は安倍派の女神的存在?のようで、これに乗って調子に乗るアホッシュには「正気か!!」とあまりにもあまりな内容に怒りを感じます。また宮崎氏はこれを否定せず、返信コメントもなし。(ブログ主)

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リンゴはカリウムが豊富なので血圧に効果あるそうです。私もリンゴを買いました。

本日はヴェルディ作曲「シチリアの晩鐘」~Corraggio!! 勇気を出して
ソプラノはモンセラ・カバリエです。これは実話でフランスに占領されていたシチリアでは、若い主婦がフランスの軍人たちに襲われ、夫やシチリアの男たちが怒りに燃えていました。シチリアの公女エレーナは彼らを叱咤激励するのです。
(メローニとヴェルディのこのオペラの曲を連想されたのは私の友人で、文学・美術・音楽に詳しく堪能な女性です。)

Montserrat Caballe "Si cantero...In alto mare..." I Vespri siciliani

日伊歌詞対訳 ・・・動画の2分50秒から
  coraggio(コラッジョとは「勇気」の意。サッカーの試合でもこの言葉はよく叫ばれています)


Ah! coraggio, su, coraggio,
del mare audaci figli.
Si sprezzin i perigli;
Iddio vi guiderà!
Si vendichi l'offesa.
Si spezzi il rio servaggio.

ああ!勇気を そう勇気を
海の勇敢なる息子たちよ
そう 恐れぬのです 危難を
神があなた方を導きます!
そう 侮辱には復讐を。
そう 卑しい隷属には軽蔑を。


 もう一曲、若きヴェルディを奮いたたせた天才作曲家ロッシーニの曲をどうぞ。

ロッシーニ作曲「ウイリアム・テル」~スイス軍の行進
・・・指揮はクラウディオ・アッバード、ベルリンフィルハーモニー

Rossini: "Guillaume Tell" Overture / Abbado · Berliner Philharmoniker

りんご探検隊 - ほぼ日刊イトイ新聞


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2 コメント

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仰る通りです!! (ベッラ)
2025-01-23 09:26:16
onecat01さま、コメントの返信は不要とのことですが、よく見ていらっしゃる、ひとこと感謝の気持ちを書きました。ありがとうございます。
返信する
私の印象 (onecat01)
2025-01-23 08:04:42
 ベッラ様

  石破首相・・だらしなさと汚らしさ 反日・リベラル

  稲田氏 ・・場違いな服装 非常識 反日・リベラル

  安倍昭恵氏・・安倍元首相の足を引っ張り続けた悪妻

  高市氏 ・・ 保守政治家の中心 ???? 保守政治家としての発信をしていない

 偏見と言われても、この印象が捨てられません。

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