ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

クライン孝子氏【言いたい放談】情報戦と国際情勢

2015年02月24日 | 政治

【言いたい放談】情報戦と国際情勢[桜H27/2/20]

二階氏と小沢氏の共通点・・・大勢を引き連れて反日国に行く姿勢

クライン先生が本当に言いたかったのはウクライナやドイツの問題、これを聴きたかったのに。

というのは隔月誌の『表現者』(西部先生と佐伯啓思教授が顧問)で、クライン先生の素晴らしい論文をまたしても読んでいたからである。

「プーチンにおける警戒洞察力の凄さ」というテーマだが、警察の「警」と洞察の「察」に印がついていて、「警察」というモティーフが同時に浮かび、問題を鮮明にする効果のテーマであった。

クライン先生がプーチンの記者会見に臨んでいるときに、若い男性がいきなりプーチンにビラを投げつけた、プーチンは平然としてそのビラを読み、何事もなかったかのように記者会見を続けたこと、これは瞬時にそのビラの背後関係を察し、次の報復を念頭におきながらの記者会見、
・・・これは今、発売したばかりの本だからここに書けないので、最初だけ。

その前にクライン先生の東ドイツシュタージイの命がけの取材もその前々回の『表現者』で
見事にお書きになっていたが、まだまだ日本には伝わっていないことがたくさんあることだろう。
日本に必要なのは諜報組織・・・。

クライン先生が6分過ぎに「本当に言いたかったのはウクライナのこと」って仰ったとき、このコーナーは、三顧の礼でもって、クライン先生の「言いたい放談」に任せる時間を、と願うが、そうでないのはもったいないことである。
凡庸な司会者には望むのは無理とは思うが。

クライン先生の論文から、このオペラが浮かび上がってしまいました♪

これはボリショイ歌劇場で、当時ソ連最高のプリマドンナ、エレーナ・オブラスツオーヴァが歌った歴史的な名唱ですが、ロシア皇帝ボリス・ゴドゥノフを廃して、ポーランド傀儡の皇帝をたてようと、ポーランドの工作員であるマリーナがその傀儡である偽皇太子に近づくところ。これはロシア正教を廃してローマカトリックをという背景もあります。(怖ろしい歴史の連続・・・)

ムソルグスキーのオペラ『ボリス・ゴドゥノフ』の名場面です。
この偽皇太子はロシア皇帝になるのですが、その後、再び内乱へと・・・。
ロマノフ王朝の前の史実です。
このオペラを日本初演指揮されたのが近衛秀麿先生、演出はプリングスハイム(マーラーの弟子で指揮者)、歌手は・・・N女史をはじめ、当時の日本最高のメンバーでしたが・・・。

この動画はソ連時代のボリショイ歌劇場の貴重な実演です。
(動画の時間は3分50秒ほど、歌はロシア語で字幕はスペイン語)

Elena Obraztsova as Marina in Boris Godunov



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10 コメント

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私も… (桜咲く)
2015-02-25 19:40:10
クライン氏が本当に言いたかったウクライナやドイツの問題をお聞きしたかった( ̄◇ ̄;)
もう水島さん、誰かれ構わず感情をぶちまけ過ぎ。
月曜は月曜でわざわざ枠使ってその話してたし…
だったら『クライン孝子の言いたい放談』で言いつけるようなことしなきゃいいのに…

私はベッラさんとは違い、
パチンコ宣伝ジャズシンガーの件や、次世代潰しとも取れる選挙中の次世代に対する批判等があっても、
まだ水島さんを信じたい、支持したい気持ちがあるので、もうこれ以上醜い姿をさらさないで!!と、願わずにはいられません。
返信する
鋭いご指摘 (桜咲くさまへ)
2015-02-25 21:58:56
水島さんの動画ではよく田母神バッシングがしつこくて、それも水島さんが異常なほどという意見が拡がっています。竹田さんの動画では水島さん支持は4パーセント、
田母神さん支持は30パーセントを超えています。
他はわからない、とか・・・。

ウクライナやドイツ、ギリシャの問題では、「たかじんの
そこまで言って委員会」でもとりあげられていて、ギリシャがひどいのだけれどそれを切ることは、ロシアがギリシャを取り込むことになり、それを避けたいから切らないと言っていました。また動画もUPする予定です。

ヨーロッパは長い紛争の歴史があり、なかなか日本人の感覚では予想外のこともあり、ドイツ在歴40年以上のクライン先生のお話は正確です。

水島さんのことですが、私は複雑です。
チャンネル桜の行く末が案じられます。
このサイトもよく書かれています。もしよろしければお時間のある時にどうぞ。
http://abarenbouzamurai.blog.fc2.com/blog-entry-125.html
返信する
ご紹介頂いたブログ拝読しました。 (桜咲く)
2015-02-25 22:56:13
明確に綴られていて、うん。うん。頷きながら読ませて頂きました。

何か書くとそれは水島さん批判になるので今日はこれ以上批判しない為に控えますが、
今回の件で田母神さんの政治生命が危うくなるなんて事はあってはならないと思っています。
返信する
どうぞ暖かい飲み物でも (桜咲くさまへ)
2015-02-25 23:26:14
暖かい飲み物でも、って紅茶を淹れてさしあげたいのですが、なんとなく辛いですね。
でもこの調子では田母神さんの政治生命はおしまいでしょう。もうどうすることもできません。
田母神さんは家庭も事務所もメチャクチャになった上に
これからどうされるのでしょうか。
私は田母神さんのツイートなどを見ていると、その時その時に必要なことを言われている、と思います。
田母神さんの悲劇、でしょうね・・・

土曜日の「討論」・・・気になります。
お疲れのないようになさってください。
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田母神氏が週刊文春記事への反論 (移民よりも多子化政策を!)
2015-02-26 23:39:08
今日発売の週刊文春の報道の誤りをTwitterで指摘しています。

https://ここは田母神さんのTwitterのページですが、
(入力内容に不正なURLが含まれているため、コメントできません)

私には事実が分かっていませんので、特に誰が嘘を言っているとまでは書きませんが、

「都知事選後の残金を頑張れ日本に移す件」に関しては両氏の言い分は真逆なので、どちらかが嘘を吐いているのは間違いない事だけは、理解出来ます。
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もし「買収」が事実なら (移民よりも多子化政策を!さまへ)
2015-02-27 09:22:57
もし「買収」が事実なら、田母神さんは何も反論できません。これは公的な調査が済むまで、何もわからないので
す。
ただ今回の件だけでなく、「工作員」があちこちに出没していることでハッとしてしまいます。
返信する
Unknown (移民よりも多子化政策を!)
2015-02-28 00:00:38
今回の事件を通じ、ベッラさんの「工作員」と聞いて思うことがあります。

昔、防衛庁は赤坂にありました。

赤坂は、敗戦時朝鮮人が縄を張って強奪した土地が多いと聞いています。

だから、赤坂では「コリアンクラブ」等韓国人経営の店等が多いのです。

「スパイ防止法」の無い時代、赤坂の「コリアンクラブに通った、

制服、私服を問わず」自衛隊を通じ国防上の国家機密が「コリアンクラブ」から

民団・韓国にダダ漏れだったであろうことは、週刊文春Aの行動からも容易に推測出来ます。

市ヶ谷に移っても、韓国人と自衛隊員の親密な関係の継続が実に気に成ります。
返信する
それと週刊文春での「買収」に関して (移民よりも多子化政策を!)
2015-02-28 11:50:51
水島さんが「こんなことをしたら皆、買収で逮捕される。受け取らない!」と島本氏と会計責任者Aを叱りつける場面が有ります。

時期は、選挙後のパーティーであり、何故投票後に買収に成るのでしょうか。又集まった関係者は皆田母神さんを応援している人達なので、わざわざ一票の「買収」をする必要も無い筈です。

あの場面では水島氏は「余った資金は浄財である。次の選挙に使うべきで、山分けするような卑しいことをするな!」と言うべきなのが筋では無いでしょうか?

記事の最後の方にある田母神さんの言葉にも違和感を感じます。過去彼が公の場で「俺」と使ったのを聞いた記憶が有りません。「僕」か「私」です。それとこのような不祥事が有ったとはいえ、「軍隊」での先輩の島本氏を呼びつけにするでしょうか?あの最後の「全然信用していないし」発言では、次の選挙戦は素人考えでも難しいでしょう。

そういう意味で、「買収劇」と決め受けたこの記事の信ぴょう性にもいま一つ疑問を感じています。捜査の結果が出る前から週刊誌による「決めつけ」にも何か田母神潰しの一つとも考えられ、引っかかるものを感じます。

どちらにしろ、保守活動に絶対に必要なお二人のイメージがダウンすることには間違い無く残念です。
返信する
諜報の工作員、ハ二トラですね。 (移民よりも多子化政策を!さまへ)
2015-02-28 15:43:10
工作員かもしれないのに、うっかりとそんなところに通う男が情けない。
自衛隊で「お見合い」など世話しないのでしょうか。
ハ二トラにかかったのは、古くは古代ローマのシーザー、相手は天下の美女クレオパトラですので無理もないかも知れませんが。
また「史記」で読んだ傾城傾国の美女、西施もそうですね。このあたりは誰から見ても絶世の美女でしかも才媛、
しかしそうでもないのに、騙されるなんて情けない。
案外多いのですよ、高学歴の中高年の紳士もバカが多いですから。
返信する
この問題は複雑です。 (移民よりも多子化政策を!さまへ)
2015-02-28 15:59:09
私は双方に問題があると思っていますが、今夜遅く
「討論」が予定されていますので、UPします。
それにしても何かの力を感じますね。どちらにも。
さっき、いただいたコメントに小さな絵の飾りをつけるのを
忘れてしまいましたので、ここに多めにつけさせていただきます。
週刊文春は立ち読みでしたが、買うほどのことはないと
思いました。貴コメントに賛同します。
人間模様がいろいろ複雑です。
私は水島さんが安倍総理のプロパガンダするあまりに
泥仕合しているような気がします。
そのわりに安倍総理は水島さんをどう思っているのか
・・・また田母神さんはやはり「安倍さんは私を本当は応援している」という甘えは支持できませんでした。
男の世界はいろいろあるとはきいていますが、ドロドロとしたものを感じます。
また今夜の「討論」を見ます。貼り付ける予定です。
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