前回に引き続き、中共が宣伝している「尖閣諸島は明の時代から中国が支配していた」とするプロパガンダを、明国と清国の公文書をもって完全粉砕した長崎純心大學の石井望准教授に、ユーラシア大陸全体の「文明史」の視点から見た「インド文明圏」と、それに内包される「中華文明圏」の認識。その中から亜流として誕生した「中華思想」の虚構性と、それに依拠して「尖閣領有権」を主張する中共の主張の「根本的欺瞞」を指摘していただきます。
インド・チャイナ・日本・琉球・釣魚嶼 -文明圏からみる尖閣列島-
出演:石井望(長崎純心大學准教授)
淡々とお話を始められて、難しい内容ではないかと思っていたけれど、もう溶けるように頭に入っていく。
かつて読んだ「中国の歴史」とは何だったのだろうか。
「古代エジプト」「ギリシャ・ローマ」「古代インド」などの歴史がつながって、チャイナの歴史が明らかにされる。
チャイナは昔はインドの文明の影響の中にいた。
「中華思想」とはいつごろできたものか。
そして「尖閣」とは?
面白くて、石井先生の講義に出会えたことに感謝する。
バラバラに考えていたのが連携を持って理解できそうな気がする。
石井先生は「現代の課題」で千年続いた中華思想は潰れるべき、これはチャイナを潰すということではない、と区別されている。
聖徳太子が隋に文書を渡した時は、隋と日本とは対等だった・・・これも目から鱗だった。
石井先生は楽しそうに語られる。
漢学者として日本のホープであり、きわめてすぐれた学者と思う。
そして「国士」だ。
youtubeで勉強できました。素晴らしい講義をありがとうございました。
石井望先生
いしゐのぞむ
長崎純心大学准教授。昭和41年、東京都生まれ。京都大学文学研究科博士課程学修退学。平成13年、長崎綜合科学大学講師。21年より現職、担当講義は漢文学等。
まもなく動画UPをしますので、
そして私ももっと勉強たいと思っています。
先生の動画は大変な勉強になり
感謝しております。
やまと新聞社の「『自由と繁榮の弧』は歴史的必然だった」
といふビデオの8:50からは省略せずに喋りました。
http://www.yamatopress.com/c/40/187/7378/
併せてご笑覽下されば幸ひです。