★ 三宅博前衆議院議員が5月16日に「漂流する日本」としてyoutubeでお話をされ、私のブログもそのyoutubeと最初の部分の「走り書き」を書いていたが、この度、三宅先生のWEBサイトに発言内容が『解説』として書かれているので、転載します。
http://blog.goo.ne.jp/yaonomiyake/e/75e5d2733729ebbe7e7170f27ec9dbdd
『漂流する日本』 前衆議院議員 三宅博 (5月16日放映)
解説(発言内容)
どうも日本の最近の動きを見ていると舵を失った船のように大海を漂流しつつあると思われて仕方がない。
或は国家の根っこというものが失われて、しっかりした政策とか或は方向性が失われているように思える。
先週の金曜日にヘイトスピーチ法案が参議院を通過して今国会で成立しそうだときいている。
なぜあのような法律を作るのかその真意を図りかねる。
ヘイトスピーチで傷つけられる本邦外出身者の方々を擁護する為に作られたということだが、
そもそも日本の国法というのは日本人を護るために作る、国民を護るために作るのが当たり前の話でこれが根本原則であるが、ヘイトスピーチ法案では規制されるのが日本人で護られるのが本邦外出身者、どうもそこに倒錯した考えがあるように思われて仕方がない。
この法案では日本国民を加害者とし、本邦外出身者を被害者と位置付けている。
自国民を加害者と規定し、外国人を被害者と規定するような法律は未だかつて聴いたことがない悪法である。
世界中でこんな法律の類例は聴いたことがない。
その一部の方を護るという美名のもとに非常に大きな目的が隠されているように思える。
いろんなものがこれに付いてくる。
そもそも私はあまりカタカナ英語というのは好きではない。ヘイトスピーチ法案とか正式名称は言えないが、
一般の日本人にはヘイトスピーチ法案であるとか、役所・行政のつくる書面にはいろんなカタカナが散りばめられている。
これは本質を隠すためにいろんなものを化粧し本質を糊塗して実態が見えないようにするというひとつの目的があるように思える。
だから「日本語で言いなさいよ」と言いたくなる。或はまたTPPにしてもアルファベットで表す、
これは決していい風潮ではない。
出来る限り日本語で表すべきではないか。日本人の根本的な考えと言葉とは一体のものである。
日本語の良さを見直すべきではないかと思う。
それから先に申し上げたヘイトスピーチ法案、
これは昨年の「70年談話」、年末の「従軍慰安婦に関する 虚偽に基づく屈辱的な合意」、
それから今回のヘイトスピーチ法案であるとか一連のものと思えて仕方がない。
それは日本の国柄というものを内側から喪失する方向に行っているように見える。
これは教育でもそうだが、平和・平等・国際理解といって公教育の場で綺麗ごとを言って、やっていることは反日教育をずっとやっている。
そういった中で「国際理解」という言葉のもとで、韓国の文化であるとか中国の風習であるとかそういったものを児童生徒に教えられるのであるが、
本来はその時間をもって日本の歴史であるとか伝統文化であるとか素晴らしいものを教えなければならないのに
こういうことをなおざりに捨ておいてそして「国際理解」という美名のもとに外国のしかも反日的な国家の文化を子供たちに教えて、まだ十分に漢字を覚えていない小学生の子供に対してハングルを教えて、「ハングルで自分の名前を書きましょう」と公教育の現場で行われている。
こんなことは必要あるのか。
それよりも何よりも日本の文化・伝統・歴史など素晴らしいものをまず教えて、ある程度判断力ができた時にそういったものを併せてすれば別に問題はないのだが出来ていない。
このように非常に綺麗な美名のもとでやっていたことが日本を喪失させる、或は漂流することに繋がることが多くある。
そういうことを推進される方は少数者を護らなければならないとおっしゃるが、少を生かすために大を殺していっている。
やはり根本的なそこの部分を我々はしっかりと見届けなくてはならないと思う。
それから先日、渋谷であったLGBT、これもGHQとかアルファベットを表すものにロクなものはない
いつもよく言っているが私は小学校の時に校庭に並ばされて頭からDDTをかけられて真っ白になった思い出があるが、
あの当時からアルファベットで表せるものにロクなものはないと思っている。
ABC戦犯であるとか、GHQ、NHKであるとかDDTであるとかTPP、LGBT。
はたしてこれ本当にそういうのは尊いのかなという思いがする。
今のLGBTという一部の同性愛者の方々を私は攻撃はしないが、国として擁護しなければならないのは健全な異性関係である。
これを子供たちに理解させていかなければならない。
健全な異性関係を横に置いて一部の少数者のLGBT、こういったものを護るということになると
健全な異性関係というものがある部分歪められる恐れがあるのではないかと思う。
異性間の関係において我々は種の存続をずっと図ってきた。
我々の先祖というもの、勿論父母祖父母、そして歴代の祖先、それを遡ると太古の昔まで還ってくる。
数十憶年の地球の営みの末に今の自分の存在がある。
このことを我々は深く思いをめぐらさなくてはならない。
樹の股から生まれてきたのではない。
そうしてみると健全な異性関係こそやはり最も尊ぶべき或はまた大切にすべきものである。
一部を護ることによって大部分を歪めることになってはいけない。
一方で少子化は日本の大問題である、これを何とか阻止しなければならない。と言いながらこういう部分に与するというのはいかがなものかと思う。
やはり健全な異性間の中で子孫が誕生し永続的な国家の発展というものがあるのだから、その大前提・大原則というものを我々は決して忘れてはならない。
少を生かすという名目のもと大を殺すような、国家弱体化に繋がるようなことを決して看過してはならない。
そういうことを我々は肝に銘じていかねばならない。
どうも最近の、単に自民党その他の民進党・社民党・共産党・公明党とかそういう部分がおろそかにされているのではないか。
国家の大原則、最も大切にしなくてはならないのは何かということをやはり国政に反映していかなくてはならない。
そうして我々の父祖の尊い功績、積み重ねられた立派な歴史伝統文化を継承し次代に引き継いでいかなくてはならないと思う。
どうも最近のそういう風潮の中で日本が浮遊し、漂流しているように思えて仕方がない。
日本の良さをもう一度見直し、日本の国力の源泉は何かということに心を配らなくてはならない。
今の世界の政治的な動きを見ていると、今まで抑えこまれてきた様々な部分が一挙に噴出してきた。
大東亜戦争で日本が人種差別の撤廃を実現した。
その後、東西の二極構造も崩壊し、今それぞれの民族の宗教・文化・歴史、こういったものがあっちでもこっちでも出てきてそれがせめぎあいをしているという感じである。
しばらくの間、世界は混乱状況を通過せざるを得ない数十年間を迎えることになると思う。
そういった中で我々は日本の原点というものをじっと胸に秘めて国の政策に誤りがないようにやっていかなければならない。
こういう部分を皆さんと共に共有し、そしてまた立派な日本の国を次の世代に引き継いでいかなければならないと考えている。
今日はありがとうございました。(以上)
★ いつも懇意にしている花屋さんにすすめられて小さな観葉植物の鉢植えを買った。
「虎の尾」という名前がついていて、次のような解説がある。
この植物の持つ意味は・・・『永久』『不滅』
「虎の尾」こと別名サンスベリアの花言葉は、長い年月や時間を意味する「千歳」という名前が付いている和名に由来しているとされている。
風水的にも、よいエネルギーを作り出し、悪いエネルギーを浄化する作用があり、幸福をもたらすといわれている。
また、「虎の尾」といわれる模様は、魔除けや厄除け効果があり、玄関や窓辺に飾ると良い。
youtubeで「虎の尾」と検索すると、黒澤明監督の1945年の映画に「トラの尾を踏む男達」というのがあった。
https://www.youtube.com/watch?v=kawPXfAAUjc
★ 「お知らせ」今週28日(土曜日)、東京で三宅博先生の講演会があります。
三宅博講演(東京)「覇権の終焉とアジアの黎明」
■日時 平成28年5月28日(土)午後2時~5時
■場所 東京TKP新橋ビジネスセンター
アクセス(地図)
http://www.kashikaigishitsu.net/facilitys/st-shimbashi/access/ ■主催 モンゴル自由連盟
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