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ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

ピアティゴルスキーのチェロ、 ルービンスタイン「ロマンス」

2010年11月14日 | 芸術
Gregor Piatigorsky plays Rubinstein-Romance


戦前の名チェリスト、グレゴール・ピアティゴルスキーの貴重な名演奏をどうぞ。
もう70年近く前の映像と録音なので、鮮明とはいえませんが、古き良き時代の音楽です。
ピアティゴルスキーはロシア革命の時に亡命、ドイツに潜み、アメリカへと渡り、ピアノのルービンスタイン、ヴァイオリンのハイフェッツとトリオを組み、歴史的な名演を残しました。
ソ連を出る時は、銃弾に見舞われ、カバンは銃弾の跡でメチャクチャ、愛用の楽器を抱えて走って逃げた、後から思うと恐ろしい、と回想していました。

ロストロポーヴィッチの前の世代のチェリストです。
チェロを演奏なさるはな様、こんな曲はいかがでしょうか?

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (はな)
2010-11-15 00:58:30
貴重な動画を、どうもありがとうございます。
ピアティゴルスキー、知りませんでした…。勉強不足で…。素敵ですねぇ、ろまんちっく…うっとり、ほぅ…。
何気ない演奏…ものすごくビブラートしているみたいなのに、ちっともヨヨヨ…泣、泣、してませんね。

でも、逃亡劇、すごいです、怖すぎる。
全く、いずこもサヨク政権はどうしようもない。

権力や言論弾圧に抵抗するはずのリベラルが、情報隠蔽して、どうするの?です。


(~なさる、とか私など、もう下手のナントカですから…恥…消え入りそうです、自分のためにだけやっているわけで…して)



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古い映像で申し訳なかったのですが (はな様へ  ベッラ)
2010-11-15 08:58:52
泣かせるほど上手いのです。
技を見せずに音楽を聴かせる。
そして酔わせる・・・。
ピアティゴルスキーは大正9年に、東京九段の「軍人会館」でリサイタルを開き、聴衆を魅了したと記録(あらえびす・・・銭形平次を書いた作家、野村胡堂は音楽評論家でもあり、あらえびす、と名乗った。私は本を上下2巻持っています)にあります。
旋律の歌わせ方が美しい、これで現代のような緻密な録音だったら、と思います。

はな様にぜひ、と思ったのです。
亡命の時は怖かったですね。もちろん楽器も穴だらけだったそうです。安物だったのが幸い。
それからベルリンからアメリカへ行きました。
動画で弾いている楽器はストラディバリです。
この楽器は、デュプレが弾いていましたが、今はヨーヨーマが弾いているとききました)
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