ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

イースター(復活祭)の音楽を。

2014年04月21日 | 芸術

靖国神社では春の例大祭、英霊にお供えし、魂をなぐさめます。

そしてキリスト教では「復活祭」、イースターって日本ではクリスチャン以外はあまり実感できないのですが、
キリスト教ではクリスマスと並んで重要な日にあたります。

seesaa1824さまのアメリカのご友人からイースターをお祝いする音楽のおたよりが届き、私のブログにどうぞと仰るのですが、
リンクを貼っても、個人的なカードのリンクなので、コピーができませんでした。

そのかたは大切なご家族を亡くされ、送ってこられた音楽からは真摯な祈りが伝わりseesaa1824さまは大変な感動をされたそうです。。

seesaa1824さま、ありがとうございました。




それでは私から、この曲を。

イエス・キリストがよみがえられた日、マスカーニのオペラ『カヴァレリア・ルスティカーナ』でこの復活祭の場面が歌われます。
オペラでは失恋の悲しみをかくして神に祈るヒロイン、イタリア・オペラの名場面です。

この曲は作家の百田尚樹さんが「永遠のゼロ」のヒーロー、宮部久蔵が零戦で出撃の最期の章、このオペラを聴きながらお書きになったそうです。間奏曲だったということですが、この場面は「復活の日」・・・。
泣けてしかたがなかったと・・・「何度も何度も書き直し、そのたびに泣いた」(百田尚樹氏)  

マスカーニ作曲 オペラ『カヴァレリア・ルスティカーナ』~主はよみがえれり


・・・ソプラノはアプリーレ・ミッロ(ローマのカラカラ古代野外劇場より)

★ やはりマリア・カラス、圧巻、心が震えます。





私が20代のころ、帽子屋さんが「イースターから春の帽子に変わるんですよ」って教えてくれました。
ヨーロッパはそうなのか、って感心しました。「帽子も一斉に衣替えなのかな」

この頃、昼間は暖かいのですが、朝夕がやはり寒いですね。



★ もうひとつ、ロシアの名歌手、オブラスツオーヴァが歌った同じ曲をお聴きください。






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6 コメント

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復活祭 (seesaa1824)
2014-04-22 11:13:32
ベッラさん、

えっ、そうなんですか? 貼れなかったのですか? 仕組みがよく分かりません。

曲名が解らずベッラさんに送れば教えて頂けると思いメッセージで送りました。

iPhone に shazam と云うアプリが有り、曲名が解らない曲が流れて来たらそのshazamを、スピーカーにかざすと、何と,曲名がiPhone のモニターに出て来るのです。友人から送られて来た Happy Easter Card に入っている曲はChurch Music と、思われたのですが、そのshazamをかざしても”曲名不明”と出てきました。

アプリーレ・ミッロのユウチューブにshazamuをかざしても「曲名不明」と、出てきます。しかし、マリア・カラスのユーチューブにかざすと「Cavalleria Rusticana: Prelude Maria Callas」と、表示されます、Maria Callas 凄い,iPhone Shazam も凄い。

勉強になりました。試しにカード貼ってみました。

http://www.jacquielawson.com/viewcard.asp?code=4816315793042&source=jl999&utm_medium=internal_email&utm_source=pickup&utm_campaign=receiverfooter
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復活祭 - 2 (seesaa1824)
2014-04-22 16:53:11
ベッラさん、

私の友人のEllenが送ってくれたHappy Easter Card に添付された Church Song の音を聞いただけで、『カヴァレリア・ルスティカーナ』と解ったベッラさん、流石です。尊敬します。

「おちゃのこさいさい」? 失礼致しました。
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あの曲は宗教曲では? (seesaa1824さまへ)
2014-04-22 17:40:10
私もわからないんですよ。
オペラだったらすぐにわかるのですが、(オペラによりますが)、宗教曲や合唱にはあまりくわしくないので。

そしてそれが贈った方の個人情報になるので、貼れなかったと思います。

そこで私は作家の百田尚樹さんが「永遠のゼロ」の
フィナーレのところを書くときに聴いていた「カヴァれリア・ルづティカーナ」の主はよみがえれり、を貼りました。

特攻のヒーローは、「私は死なない」と言っていた、
愛する国のため、家族のため、友人たちのために
命をささげたヒーローのそんな言葉から
「復活祭」の場面を選びました。

seesaa1824さまのご友人も、愛するご家族のことを
永遠に心の中で思っていらっしゃる、そのせつない
心を思ったのです。

この曲はやなりマリア・カラスの歌が素晴らしい、
ただ「歌う」というのではなくて、歌詞の中に心の震えが感じられます。
ドナルド・キーンさんがマリア・カラスのことを書いているのがあって、それも近日中にエントリしたいと
思います。

大切な家族をいつまでも心の中で永遠に、そして
その思いをご友人のseesaa1824さまに音楽を
通してお伝えなさったのでしょう。

返信する
復活祭 - 3 (seesaa1824)
2014-04-22 18:07:41
ベッラさん、

あの教会曲とマリアカラスの「カヴァレリア・ルズティカーナ」の主はよみがえれり、は、私の耳には同じメロデイーに聞こえましたが、違います?

この、Ellen 旦那の Edwardを、亡くしても、ずっと愛してる、否、今の方がもっと愛してると、時々、メールしてくるのですよ。熱い女の執念(これは悪いか)愛情を感じます。e-mail も、Ellen&Ed Atkins---と、変更してます。
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この動画も・・・ (seesaa1824さまへ)
2014-04-22 18:14:44
ロシアの名歌手、オブラスツオーヴァが歌ったものです。
私はこの歌手が好きで実演も聴きに行きました。
ロシアのマリア・カラスともいわれていましたが、
この歌い方はロシアの風土を思います。
今はロシアの歌手もこうではありません。
もっとスマートな歌い方に変わってきて「何人か」と
思います。
シャリアピンもそうですが、一声でロシアの歌手と
わかる歌い方は確かにきかれなくなった・・・。

Kenさまの恩師のひとりでもあるかたです。
それでかしら、ロシアのレパートリーを歌うKenさま、
日本人ではロシア語が出来ない歌手がほとんど
なので、ロシアのレパートリーを歌う歌手は少ない
ですが。
オブラスツオーヴァはイタリアオペラも得意でした。
さすがのイタリア人も偉大な声には絶賛でした。
返信する
エレンさまのお心 (seesaa1824さまへ)
2014-04-22 18:22:54
よくわかります。
私も父を亡くしてから毎日、父に「親孝行が足りなかった」と詫びています。
そして認知症で会ったに関わらず、かわいいしぐさや
表情が、また若いころの頼りがいのある父、
私が知らなかった時代の出征の時の父の覚悟、
戦地レイテでの苦労・・・
亡くなったころは「終わった・・・」と介護にあけくれたことを
感じていましたが、月日が過ぎるにあたって
もっと父の素晴らしいかけがえのないところが
強烈に浮かび上がります。

エレンさまは、ますます亡くなったご主人を思われる
のでしょう。
私はよくわかります。私の場合は親に、ですが。

それがエレンさまの心の安定なのでしょう。
いろいろきいてさしあげて下さい。
ご主人への愛を思う音楽が「復活祭」の音楽で
浄化されているのでしょうね。

私は亡くなった母も、飼っていた愛犬も、
二度と得ることはない、そんな思いがあります。
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