大東亜戦争までは、尊敬すべき、素晴らしい、カッコいい日本人がたくさんいたのだな、とこの動画を見て思った。
もちろん戦後だって、それなりにいらっしゃる。だが有事の際、このような振る舞いができるか……。
個人的に最近、武士道という言葉に滅法弱い。
戦争気違いの米ルーズベルト大統領も、武士道には感銘を受けて、新渡戸の本を配りまくったそうだ。
武士道大好きと戦争大好きが同じ人間の中に同居しているとは、なかなか理解が難しいが、多分欧米人には騎士道のバックグラウンドがあるから、ということなのかもしれない。
新渡戸稲造も「欧米に騎士道があるなら」と武士道を書いたのだと思うから。
なので、今我々が考えるべきは「孫子の兵法」で攻めてくるチャイニーズへの対抗策だろう。
「戦いは詭道なり」つまり、戦いは騙し合いだ、と言っている相手に、フェアプレイは通じない。
「敵兵を救助せよ」などといったら発狂したと思われるだけだ。
武士道精神を捨てずに、騙し合いができるか、これが目下日本人に課せられた課題のように思う。