「琉球頌(りゅうきゅうしょう)」の問い合わせが多いので,含まれる楽曲の解説だけ復活させました。
ところで,このブログがひっかかる検索ワードを見ると,勉強になるものあり,笑ってしまうものありで,なかなか面白いのです。
不可解なものもあります。
「ブラームス交響曲第4番 終着駅」
何ですかね?
「終着駅はヴィヴァルディ」というのは書いたけれど,ブラ4ですか?
第4楽章の最初の変奏が音階を下行する音型。「終着駅」(浜圭介作曲,奥村チヨ唄,のことだと思うけど)も下行する音型でできているけれど,ブラームスに結びつけるには,ちょっと無理があるのではないでしょうか?
「雨の慕情 コード進行」
この曲はバッハだと書きました。バッハと似ているのは旋律の動き方で,コード進行だとやや論点がずれるでしょう。しかし,こういう検索をされる方がいらっしゃるのですね。この曲も浜圭介作曲です。浜圭介さんはクラシックの素養がありそうに見えますね。でもそのような証拠は全くありません。恐らく,曲作りを真剣にやった挙げ句の到達点はクラシック音楽と同じ境地だったということなのではないか,と推察する次第です。
「ガ-シュイン ゴーストライター」
これは可能性が無いでしょう。初期にオーケストレーションをグローフェが担当したことはありますが,ゴ-ストライタ-が必要なことは全くなかった,と井財野は断言したいと思います。
「バイオリン 小学生が弾く曲」
これは興味深いですね。次の機会で,じっくり検討したいと思います。
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