その後の『ロンドン テムズ川便り』

ことの起こりはロンドン滞在記。帰国後の今は音楽、美術、本、旅行などについての個人的覚書。Since 2008

ロイヤルオペラ ベルグ 『Lulu』

2009-06-15 03:43:56 | オペラ、バレエ (in 欧州)
 最近、仕事が立て込んでいたため、その疲れから、土曜日の英語クラスはサボってしまいました。日中、部屋で休養し、夜のオペラに出かけましたが、疲れが抜けきらず、全3幕3時間に及ぶはずのベルグ「Lulu」も第2幕が終わった時点で、残念ながらリタイヤ。結局、今日のハーフマラソン大会も欠場で、休日出勤というなさけない週末になってしまいました。

 というわけで、2幕しか見ていない「LULU」ですが、一言だけ。

 オペラを見に行ったというよりも、演劇(もちろんオペラも演劇の一つなのでしょうが)を見に行ったという感じでした。演出は極めて簡素で、セルフとあとは観衆の想像力に訴えるという手法です。面白いとは思うのですが、コンディション最低の私には、それを楽しむエネルギーがありませんでした。

 
 歌手陣の中では、LULUを演じたAgneta Eichenholzが素晴らしかったです。ソプラノ歌手とは思えない細身の体型に、無表情に演じるLULUは、まさに「魔性の女」でした。声も透き通るような高音でした。(以下の写真は、ブログ「Intermezzo」から借用してます。一応、借用自由と書いてあったので・・・)


 あとAlwaを演じたKlaus Florian Vogtのテノールがうっとりするような美声。存在感が光っていました。


 その他の夫々の出演者も個性豊かで、楽しめました。オーケストラも表現豊かな演奏だったと思います。

 エネルギーさえあれば、もっと楽しめたのに。残念でした。

 ※どちらかといえば知名度が低い、現代ものの演目のせいか、今日のロイヤルオペラは9割弱の入りで、結構空席もありました。こんな日は珍しいです。年配の方には、ちょっとグロテスクな話だからかもしれません。


Lulu
Saturday, June 13 6:30 PM

Credits
Composer: Alban Berg
Designs: Herbert Murauer
Director: Christof Loy
Lighting: Reinhard Traub
Movement Director: Thomas Wilhelm

Performers
Conductor: Antonio Pappano
Lulu :Agneta Eichenholz
Countess Geschwitz: Jennifer Larmore
Dr Schön / Jack the Ripper: Michael Volle
Alwa: Klaus Florian Vogt
Schigolch: Gwynne Howell
Animal Trainer / Athlete: Peter Rose
Dresser / Schoolboy / Groom: Heather Shipp
Prince / Manservant / Marquis: Philip Langridge
Mother: Frances McCafferty
Painter / Negro: Will Hartmann
Professor of Medicine: Jeremy White
15 year-old Girl: Simona Mihai§
Lady Artist: Monika-Evelin Liiv§
Journalist: Kostas Smoriginas§
Manservant: Vuyani Mlinde§
§ Jette Parker Young Artist
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする