その後の『ロンドン テムズ川便り』

ことの起こりはロンドン滞在記。帰国後の今は音楽、美術、本、旅行などについての個人的覚書。Since 2008

鉄板! 『柳家喬太郎•柳家三三 二人会』 @調布市グリーンホール

2024-11-28 07:32:03 | 落語

 喬太郎師匠と三三師匠の二人会って、私にとってはベストの組み合わせ。行かないわけにはいきません。

 京王線の人身事故で止まっているとのことで、スタートが15分遅れ。演者さんが車内だったらどうなるんだろう・・・とそわそわしながら待ちますが、アナウンス通り7時15分スタート

 今回は喬太郎師匠が先。体調崩されていたというポストを拝見していたので、心配していたのですが、お元気そうで何より。「列車止まってるっていうのに、スタート15分遅らせてなにが変わるんですかね~」との毒で始まったお話は、まくらで調布を弄った後、演目は古典の「抜け雀」。顔芸と言い、話のトーンやボリュームの高低や強弱と言い、表現の幅が広い。古典をたっぷり楽しみました。

 三三師匠は「明烏」とこちらも古典の定番。実はこの演目、今年5月の調布の独演会でも取り上げられたお題。がっかり感はあったものの、師匠ならではの切れの良い語り口による「明烏」を堪能。

この日のサプライズは久方ぶりのロケット団。チラシには何の案内も無かったのですが、仲入後にロケット団のお二方が現れびっくり、かつ嬉し。2024年を振り返りながら時局を上手く織り込んだ漫才に爆笑。

前座は笑福亭ちづ光さん。小柄でとっても可愛らしい外見です。先日はNHK新人落語大賞の本選に一花さん美馬さんも進出していて、女性落語家が盛り上がりそうです。今後の活躍、期待してます!

 

11月21日(木)19:00

『柳家喬太郎•柳家三三 二人会』

@調布市グリーンホール

「熊の皮」笑福亭ちづ光

「抜け雀」柳家喬太郎

 お仲入り

 漫才 ロケット団

「明烏」柳家三三

 


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