喬太郎師匠と三三師匠の二人会って、私にとってはベストの組み合わせ。行かないわけにはいきません。
京王線の人身事故で止まっているとのことで、スタートが15分遅れ。演者さんが車内だったらどうなるんだろう・・・とそわそわしながら待ちますが、アナウンス通り7時15分スタート
今回は喬太郎師匠が先。体調崩されていたというポストを拝見していたので、心配していたのですが、お元気そうで何より。「列車止まってるっていうのに、スタート15分遅らせてなにが変わるんですかね~」との毒で始まったお話は、まくらで調布を弄った後、演目は古典の「抜け雀」。顔芸と言い、話のトーンやボリュームの高低や強弱と言い、表現の幅が広い。古典をたっぷり楽しみました。
三三師匠は「明烏」とこちらも古典の定番。実はこの演目、今年5月の調布の独演会でも取り上げられたお題。がっかり感はあったものの、師匠ならではの切れの良い語り口による「明烏」を堪能。
この日のサプライズは久方ぶりのロケット団。チラシには何の案内も無かったのですが、仲入後にロケット団のお二方が現れびっくり、かつ嬉し。2024年を振り返りながら時局を上手く織り込んだ漫才に爆笑。
前座は笑福亭ちづ光さん。小柄でとっても可愛らしい外見です。先日はNHK新人落語大賞の本選に一花さん美馬さんも進出していて、女性落語家が盛り上がりそうです。今後の活躍、期待してます!
11月21日(木)19:00
『柳家喬太郎•柳家三三 二人会』
@調布市グリーンホール
「熊の皮」笑福亭ちづ光
「抜け雀」柳家喬太郎
お仲入り
漫才 ロケット団
「明烏」柳家三三