志木街道の旧堤防にシロバナタンポポが咲いている。ノジスミレやセイヨウタポポの花はこの時期にもよく見るが、サクラソウ自生地と駐車場をはさんだノリ面のそこここに咲いているのはビックリだった。自生地からの種子が飛んだのだろう。
タンポポ属の花茎は分枝せず頭花を一つ付けます
シロバナタンポポはアルビノではなくTaraxacum albidumという学名を持つキク科タンポポ属のれっきとした一品種だ。四国、九州では普通に見られるといわれ本来は暖地に生える植物と思うが、温暖化の影響なのだろうか。
頭花は花径5cmもありました
総苞の外片がセイヨウタンポポと同じように反り返っていたが、シロバナタンポポも単為生殖をするという。単為生殖とはいわゆるヴァジンバスで、植物では受粉せずに種子を作る事をいう。
タンポポ属の花は晴天に陽を受けて開き15時頃には閉じてしまう。
近くのハコベにいたマメヒラタアブが飛んできました
田島ヶ原サクラソウ自生地の二十四節気のページにシロバナタンポポも見られた小春日和の勤労感謝の日もUPしました。