フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

3日目はニセコの早朝散歩と途中の原生林で植物を観察できました

2015年05月23日 16時51分23秒 | 観光旅行

3日目はニセコヒルトンホテルを5時半過ぎに散歩にでたが、敷地内はまだ通行止めがほとんどだったので外へでてみたが、道はきれいに舗装され両側も手入れが行き届いていてあまり面白くなかった。それでも、橋の上から覗いた小川の辺にエゾノリュウキンカが見られ、アカハラをゲットできた。

途中、林の中に踏み固められた横道がありそこを入るとラッキーな事に農道に通じていた。両側には相変わらずタチツボスミレの群生が多く、札幌近郊で花盛りだったナナカマドの白い花をつけた木々も見られた。
水たまりを避けながら進むとエゾエンゴサクの水色の花があったが、少し遅いらしくもう実をつけて花は朝露に濡れながらも枯れ姿が目立った。でもここは私有農地ですの看板先にきれいな株があってラッキーだった。

ホテルの近くに来て近くに飛んできたシマアオジ

9時30分にホテルを出発し昭和新山に向かった。途中原生林の周辺にオオバナノエンレイソウを見つけて車を止めてくれた。今回のジャンボタクシーのドライバーは植物に興味のある人で機転を利かせてくれた。

白い内花被片が緑の外花被片より大きいのでオオバナノエンレイソウと思う

この花を見る度に冴えないと思うエンレイソウ

エンレイソウなどが咲いていた所に群生するエゾムラサキ

エゾムラサキとワスレナグサはよく似て交雑もするようだ

ヒトリシズカやクルマバソウも見れらてらっきーだった。

 


余市のニッカウヰスキー工場や積丹半島の神威岬を訪れました

2015年05月21日 11時06分37秒 | 観光旅行

第2日目は小樽市内観光と青山邸を見学後ニッカウヰスキー工場を見学。
積丹のふじ鮨本店で昼食、おすすめのシラス丼は旬の味覚で美味しくて安価、男5人が色々なものをとってそれぞれを少しづつ堪能した。
むかし、シャケを運ぶために造ったというトンネルをくぐって海岸に出る島武威海岸は真っ暗なトンネルを抜けたところに開けるだけにひときわ海の広さ水の色が印象的だった。

大学が同期の男5人旅

島武威海岸からわずかの所に積丹半島の先端、神威岬があった。入り口には昔女人禁制だった名残の看板があった。


先端まで30分弱、曲がりくねったり上がり下がりを繰り返しながら遊歩道を進んだ。途中切り立った断崖の上もあるがガードの柵があり危なくはない。ただあまり広くないためにシーズンになったら交差をするのは大変だろう。
遊歩道の両側にはエゾハコベ(と思うが、道東に自生するというのが不安材料)が、先端に行くほど多くなり、群生していた。

神威岬の先端にて

以下の植物も神威岬の先端までの遊歩道の両側に見られた植物だが名前には自信が無い。お分かりの方は教えて頂きたい。

エゾノシシウド?

イワレンゲにしては自生地が北過ぎる

カラスノエンドウにしては葉が・・・・

神威岬を後にしてすぐに現れたキタキツネ。相変わらず餌をやる人がいるようだ


リラ冷えの札幌で大満足でした

2015年05月20日 08時10分21秒 | 観光旅行

大倉山ジャンプ競技場ではリフトで1番上まで行って高さを実感。展望台からは市街が一望できた。
夜は退職後札幌近郊に移り住んだ東京生まれの東京育ちの友人の案内で再会の宴で盛り上がった。
ここが絶品の生物主体の料理だった。黄金寿司、揚子江の2つの名前を持つ知る人ぞ知る人気のお店で予約を取るのも大変のようだ。でもそれだけの価値があり、値段もリーゾナブルで大満足だった。


北海道大学正門


熊四郎山の早朝散歩で高山植物3種に出会いました

2014年06月04日 17時21分05秒 | 観光旅行

最終日は早朝に熊四郎山の散歩道を歩いてみた。山田峠方面へのハイキングコースは今年はまだ未整備で途中から雪に閉ざされていた。熊四郎山の散歩道は階段が多いがよく整備され万座温泉宿泊客には手頃の散歩コースだ。

熊四郎山展望所より万座温泉・湯畑方面を俯瞰

熊四郎山の中腹辺りの岩礫地に小さな白い花がたくさん咲いていた。近くに「このあたりに生えている高山植物はもとは北極からやってきた貴重な植物なのです。」の看板があった。高山植物らしい花に出会えたのは今回これが初めてで非常に嬉しかった。花をつけていたのはミネズオウ(峰蘇芳)で、線形の葉をいっぱいに付け小さく直立していたのはガンコウランだった。岩高蘭は常緑小低木で雌雄異株、新しいAPG分類ではツツジ科に含められたようだ。

ミネズオウの群生と円内は花のアップ


ガンコウランの花は終わったようでした

そして少し先に行くと咲き残ったらしいイワナシの花にも出会えた。岩梨もツツジ科の常緑小低木だが鐘形の花冠は長さ1㎝くらいで長楕円形の葉は長さ4~10㎝と大きい。液果がなしの味がするのが名の由来という。

さいたま市の荒川堤と水田の花のHPでミネズオウの詳細をご覧ください。


標高1800mはいまだ道路際に雪が残り早春そのものでした

2014年06月02日 21時57分22秒 | 観光旅行

万座温泉の2日目は聚楽の周囲をウグイスの声を聞きながら早朝散歩をした。さすが海抜1,800mで雪渓が残りまだ草花はタンポポくらいしか見られなかった。
今日も天気に恵まれ、白根山では弓池をゆっくり一周して景観を楽しみ、ロープウェイの山頂駅に向かった。ロープウェイをまず下りて行くのは初めての経験で、谷の深さが怖いほど実感できた。武具脱(ものぬぐ)の池の木道を歩いてシャクナゲ、ワタスゲなどと出会い、木道に腰を下ろしてのおにぎりの味は格別だった。

道路のノリ面の小さな枯れ枝?これから葉がでるのでしょうか、虫こぶのような朱が鮮やかでした

イワツバメの群舞は実に素早く、断崖付近でやっと写せました。腰の白いのがイワツバメの特徴


液晶ディスプレーではうまく撮れたと思ったのに・・・・・・・

 
武具脱の池でのシャクナゲとワタスゲ