3月1日に錦乃原桜草園で一輪だけ咲いていた株は花が3輪に増え、近くの蕾だった株も花を咲かせていた。
午前中には十数人のボランティアの人たちが集まりサクラソウの植え付けも行われていた。
ノウルシの根も掘り出してあまり勢力を拡大しないようにしているようで、このような地道な努力がサクラソウの保護育成、株を増やす原動力になっているのだろう。
サクラソウは各地での保護活動が功を奏して2007年8月の環境省レッドリスト見直しで、絶滅の危険性が下がったことにより、絶滅危惧II類(VU)から準絶滅危惧(NT)に変更されている。