フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

河川敷の耕作放棄地には秋の草花が花を付けています

2011年09月26日 21時20分02秒 | 花の和名

河川敷の田んぼではすべて刈入れは終わっていた。早く収穫した田んぼでは切り株から芽生えたヒコバエが穂を付け、実もしっかり入っているようだ。
耕作放棄地では相変わらずシロバナサクラタデが多く見られる。

アキノウナギツカミも群生し始め、イヌホウズキの大株も見られた。


アキノウナギツカミの群生

ナス科のイヌホウズキ(犬酸奨)は別名バカナスとも呼ばれ、いずれもホウズキやナスに似ながら役に立たない事が名の由来。戦後帰化したよく似たアメリカイヌホウズキは撹乱地に群生する事が多く、花柄が一点から出て淡紫色または白色の花を付け、液果は同じ黒色だがやや小さく光沢がある。

今年多くの花がみられるヤブツルアズキも花の下に独特の豆果を付けていた。小豆の原種を思わせる細くて長い豆果だ。


ハの字型に長く伸びるのが豆果