いつもはゴールデンウイーク頃に花が見られるキョウチクトウ科のチョウジソウが13日の15時過ぎに一輪咲いて14日に違う株にもう一輪、そして今日は普通に薄紫の花が見られるようになって見ごろを迎えています。そしてアマドコロ、ヒキノカサは各所で見られ、シロバナサクラソウも元気です。
B区の公園寄りの所で咲き始めたチョウジソウ
4月15日の午前中の田島ケ原サクラソウ自生地はNHKの取材があったり、21日のさくら草まつりの舞台の設置が始まったり、花めぐりのバスツアーが来園したりで賑やかでした。
比較的群落の見える第2自生地
今年は全ての成長が早く、サクラソウ自生地はオギやノカラマツそしてスイバが伸びだしてサクラソウは隠されてしまってノウルシさえあまり元気がなく、桜はすでに葉桜です。
21日のさくら草まつりは例年サクラソウ自生地のサクラソウはオギやスイバのスダレ越しで見難くなっていますが、今年は特にそれが顕著でスイバ祭りに名称変更した方がよさそうです。
変異の多いのが特徴。この花は真ん中の雌しべが突き出ている
真ん中の白い目が鮮やかです
観察路を歩いていただくと個々のサクラソウはご覧いただけます。色や形そして中央の白い眼など変異の多いのがサクラソウの特徴ですのでよく観察してください。