フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

今、さいたま市の荒川河川敷や土手を彩る外来種2題

2013年04月28日 10時45分20秒 | Main

久し振りに荒川河川敷を走った。前半のG.W.で荒川自転車道もツーリングのロードバイクが多かった。
迂回路を外れて昭和水田のゴルフ場脇の未舗装道を走ると淡い紫色のセリバヒエンソウの群落が目についた。2~3年前から見られるようになったが、今年は一挙に増えてあちこちに群生していた。


もうスターフルーツのような果実をつけています

明治時代に中国より渡来した帰化植物だが花の形が面白く河川敷にも定着しそうだ。


芹葉飛燕草の和名は葉と花の形を言い得て妙です

水を張り始めた田んぼ地帯を眺めながら昼食を食べようと土手の斜面を見渡すと、マツバウンランが細い茎の先の花を強風に揺らしていた。あまりに揺れているので風除けになってやろうと風上に座り込んだ。


ボカさずに撮るのは大苦戦でした

おにぎりを食べ終わっても風は一向に収まらずますます強くなった。薄紫色の花は今にも千切れそう揺れていたがどの花も飛んでいくのはなかった。マツバウンランも帰化植物だが年々さいたま市の荒川土手に定着している。


ゴマノハグサ科の仮面状の唇形花