フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

田んぼでコナギの花が見られシムラニンジンも花をつけています

2013年08月08日 19時16分21秒 | Main
コナギの花を今シーズン初めて見つけた。今年はコナギが異常なほど繁茂しているのは見ていたが、花は葉より下に付くこともあって今日まで見つけられなかった。
コナギはミズアオイ科の1年草でミズアオイより小さいからコナギ。水田の強害草といわれるが径約1.5㎝の花は紫色で美しい。


コナギの花は花被片6、雄しべ6、雌しべ1


セリの群生する様は競り合っているようなのが名の由来

セリが近くで咲いていたが同じせり科のシムラニンジンも花を咲かせている。小さな白い花がたくさん集まった同じ複散形花序だが、セリには集合の強さみたいなものを感じ、シムラニンジンには楚々とした美しさを感じる。

でもヨシ原でヨシに支えらるようにして咲いているので、思うようにならず雰囲気を写し取るのはかなり難しかった。環境省のレッドリスト絶滅危惧Ⅱ類(VU)。


アップにすると花付きも比較的まばら