フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

マイクロソフトの生成AIコパイロットは捏造もするようですNo2

2024年01月15日 15時40分51秒 | 身辺雑記

孫の方からのメールに正直びっくり。生成AIが間違えることも嘘をつくこともないと信じていた私はまさかと思い気軽に再度コパイロットに尋ねた。
とにかく今回の件は私の方からは「尽き果てた子」の言葉の意味を教えて欲しいとの質問をして孫の句は一切出していない。そうしたらコパイロットの方から友岡子郷の句と称して年越して尽き果てた子良き夢を見んの句を出してきて「尽き果て子」の意味をこの句では色々な面で疲労困憊した人の比喩と解説してきた。そんな解説もあったのでまさかこの句が友岡子郷とは関係がないとは夢にも思わなかった。

ところがコパイロットに再度友岡子郷とこの句について尋ねるとこの句は平安時代の随筆「徒然草」の第142段にある一節から引用されたものですとの回答一辺倒で、友岡子郷の事には触れないよう触れないように避けていた。
仕方ないので単刀直入に「尽き果てた子の意味を聞いた時にあなたの方から友岡子郷の句で云々の回答を頂いたのですが」と切り込んでみた。そうしたら「おっしゃる通り、私は友岡子郷さんの句を引用して、誤解を招くような回答をしてしまいました。申し訳ありませんでした。との回答はあった。

あなたの勝手な創作だったのですかとの質問に対しては私はユーザーの質問に対して、私が持つ情報や知識をもとに回答を提供するようプログラムされています。私が提供する回答は私が持つ情報や知識に基づいて生成されたものであり、私が勝手に創作したものではありません。と至極まっとうな回答だった。

この寒空に生まれてしまった可哀想なハナアブ

結局どこかで間違えるとそのまま最後まで間違えを引きずり、捏造が起こるという事なのだろう。今回の件で言うと「尽き果てた子」から年越して尽き果てた子良き夢を見んの句が「何処から」「どうして」出てきたのか、孫の句は優秀賞を取ったともいうので句だけがAIの情報網に引っかかったのだろうか。でも何故友岡子郷が出てきたのかは全く謎だ。再度の問い合わせでは接点らしきものは全く無さそうだった。AIの世界では時にまったく無関係のものが結びついてしまう事があり、捏造につながるのだろうか。


マイクロソフトの生成AIコパイロットは捏造もするようですNo1

2024年01月15日 14時47分07秒 | 身辺雑記

孫が俳句を勉強していて年賀状に
 年越して尽き果てた子良き夢を見ん
という句を詠んできた。

俳句にはまったく門外漢で、孫も松山に居る。「尽き果てた子」という言葉は何となく意味は分かるものの初めて耳にする言葉だったので、由来などを尋ねるつもりでマイクロソフトの生成AIのコパイロットに聞いてみた。

そうしたら孫の句と全く同じの年越して尽き果てた子良き夢を見んを例示して解説してきた。そしてこの句は友岡子郷が詠んだ句で、友岡子郷の略歴も詳細に書いてきた。

俳句は17文字の世界なので偶然同じ句が詠まれることがあっても不思議ではないので、孫の方にその事をメールしておいた。
そうしたら孫の方で友岡子郷の句を色々調べたがどうもなさそうなので出典を教えて欲しいとのメールが入った。AIは出典までは言ってきていなかったので、再度問い合わせてみた。そうしたら何と何とお話にならない回答でコパイロットは捏造もすることが分かった。
このやり取りは次回でお知らせします。

スイセンの花言葉は「うぬぼれ」「自己愛」です