アレチヌスビトハギは1940年に大坂で発見されたという北アメリカ原産の外来種だが、今では全国に帰化しているようだ。
名の通り荒地などに生育し、花はピンクの旗弁が丸くて大きく愛らしい。でも在来種のヌスビトハギを駆逐しているようで都市近郊で見られるのはアレチヌスビトハギばかりだ。余程自然の中に行かないと見られなくなってしまった。
アレチヌスビトハギの節果は多くの小節果が付き、くびれが浅いのが特徴
先日北本自然公園の学習センターの入口付近でメガネのような節果をつけたヌスビトハギを見た。身近で見るのはほとんどアレチヌスビトハギなので嬉しくなってさすが北本、さいたま市とは違うと思った。
ヌスビトハギの節果は普通2つの小節果が付き、間のくびれが深い
翌週は環境科学国際センターでの5回目の講座だった。目の前の池の周囲にヌスビトハギらしきを見つけ、さすが鴻巣と思ったら、アニハカランやアレチヌスビトハギだった。やはりコスモポリタンは強いのだろう。
北鴻巣駅近くに武蔵水路が来ているのを知り、帰りに行ってみた。2015までに改築工事が終わった水路は当然ながらまさに人工水路だった。
行田の利根大堰から取水され鴻巣で荒川に注ぐ利根川水系の武蔵水路
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます