フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

牛島の藤と足利フラワーパークをハシゴしてきました

2015年05月01日 17時09分11秒 | 風物詩

特別天然記念物の牛島の藤は樹齢1200年の老木が見事な貫禄で枝を広げ、たわわに咲いた薄紫の花房をなびかせていました。ボランティアガイドさんによると鎌倉時代から生き続けたこの老木は9日で公開を終了すると、踏みかためられた周囲を柔らかく掘り返すとのこと。そして夏には根元付近に酒粕をいっぱいに盛り上げて労をねぎらい来年に備えるという。このような努力があってこそ長い年月見事な花を咲かせているのだろう。


足利フラワーパークは入園料が@1700円、何の割引も無く4人ぶんだと6800円とチケット売場で言われ思わず「ドロボウみたいだな」と口走ってしまった。窓口嬢はイヤな顔もせず爽やかな笑顔で「今が最高の時ですから」と受け流した。
中に行くほど入園料の事などまったく忘れて、素晴らしさを実感し驚嘆して、驚きさえ感じて、天上の楽園もかくやと思わされた。各種の藤や藤棚に加え色とりどりのツツジ、芍薬が豪華なわき役に配され、周囲の柔らかな新緑が素晴らしい借景となり、赤や白そして黄色などの花とのコントラストが見事なまでの立体名画を作り上げていた。



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