フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

意外と気づかないヒガンバナの基本的な事柄について NO1

2009年09月24日 22時34分48秒 | 花の和名

去年の暮れから羽根倉橋から秋ヶ瀬橋の間の荒川左岸堤防に植えられたヒガンバナが、初めてのお彼岸に花を咲かせている。でも鱗茎が小さいからか群生はせず、一茎づつで花をつけている。
群がって咲いていると鮮やかな赤の反り返った花弁、長いシベが複雑に見えて、一つひとつのヒガンバナの作りなどはナカナカ分からない。

萼が花弁状に変化した外花被片3、花弁の内花被片3、雄しべ6、めしべ1はユリ科と同じで、花被片は反り、シベは長く突き出している。


葯は花粉を出す時期には黄色くなります

花は放射状に付き、6花が多く4花、5花そして7花もあった。7花は6花が先に咲き、1花は翌日に咲いたが、花柄の付き方は何となく不規則だった。


この茎には4花しかついていません


写真の中央の花柄がイレギュラーで一日遅れの開花でした

全部が一度に開くのが普通だが、上記のように1蕾を残して他が咲いたり、1花だけが前日に咲いたのもあった。これらもまだ鱗茎が小さくて一度に咲かす力が無いからなのだろうか。


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