フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

オオカサモチがあり、コナギやスベリヒユに今年初見参でした

2012年08月11日 21時58分10秒 | 花の和名
河川敷の農道脇にセリみたいだが花序が非常に大きく、個々の花も少し違う感じの大型のセリ科の花があった。
よく見ると花序の下や周囲に線状に長く裂けたたくさんの総苞片が付いている。調べてみるとセリ科のオオカサモチだったが、生育地は中部以北の山地という事で、恐らく持ち込まれたのだろう。高さは場所柄か低く抑えられていた。


セリ科のオオカサモチ(大傘持)

コナギもアチコチの水田際に見られるが、まだ葉だけだったが、ようやく紫色の小さな花を見つけた。葉より低い所に咲き午前中で閉じてしまうので注意しないと見逃してしまう。一つだけ紫色の葯を付けた大きな雄しべを持つのが特徴だ。
小菜葱はミズアオイ科の、文字通り小さな菜葱でナギはミズアオイの古名という。


黄色い普通の葯の手前に紫の葯が見えるコナギ

同じ午前中それも晴れた日しか開かないスベリヒユにも今年初見参だった。スベリヒユの雄しべに指先を触れると触った所にすべての雄しべが寄って来るというがナカナカそうはならない。同じ属の花の大きいマツバボタンの方が良く分かるらしい。
スベリヒユは小さな白い花のザクロソウと一緒に群生していた。


花径は8mmくらいのスベリヒユ


花径3mmくらいのザクロソウ


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