フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

アカボシゴマダラが要注意外来生物と知りました

2012年05月26日 10時50分17秒 | Main
19日のお昼頃新大宮バイパス近くの鴻沼川畔で珍しい蝶を見かけた。
単色の大きい蝶がふわふわ飛んで来て桜の葉に止まった。一度通り過ぎたが戻って見ると翅を閉じたり開いたりしてやがて開いたままで休んでいた。


白化したアカボシゴマダラ

オオゴマダラにしては小さいし、さいたま市にいるわけも無く、蝶に詳しい友人や日本自然保護協会に尋ねてみた。どうやらアカボシゴマダラらしいと分かった。春に羽化する個体は往々にして白化して赤斑が消失するものがあるという。
友人からはアカボシゴマダラの幼虫の写真が送られて来た。


12年4月30日さいたま市桜区にて 関口忠雄氏撮影

そうしたところ25日の読売に日本自然保護協会主催の「自然しらべ2011チョウの分布 今・昔」の調査結果として「外来種のチョウアカボシゴマダラ生息域拡大」の記事が載った。1995年に埼玉県で初めて確認されたのが、今回の調査で関東一円に広がっているのが分かったという。


10年10月8日 さいたま市荒川河川敷にて
11年7月17日 田島ケ原サクラソウ自生地にて

この記事で在来種のゴマダラチョウの生息を脅かす恐れのある要注意外来生物に指定されていると知らされビックリした。食草をめぐる争いらしいが蝶の要注意外来生物はホソオアゲハと2種類だけという。

田島ケ原サクラソウ自生地の二十四節気薄曇だったので肉眼でも金冠日蝕が見られました
をアップしました。


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