現川駅の先のトンネルの手前の荒れ地はアレチウリに覆われていた。いずこも同じだと思いながら道路際の花を接写しようと屈み込んだ。
違う。上品だ。毛が無い。でも繁茂の様子も葉の形もアレチウリだった。キツネにつままれた気持ちだった。
帰り際別の所でまた同じ蔓植物に出会った。小さな果実が見えた。まだ小さいが瓜に違いなく、でアレチウリの毛に覆われた集合果ではない。
一体何なのか?あれこれ調べたが分からない。やっと栽培種のハヤトウリの野生化したものと思いあたった。繁殖力が旺盛で果実も多くなるようで、ネットで調べても植物としての解説はほとんどなく、育て方、調理の仕方がほとんどだ。
アレチウリには細かい鋸歯があるがハヤトウリには無い
埼玉県人の蛇足:現川(うつつがわ)駅は無人駅だがれっきとした長崎本線の途中駅だ。途中は大規模な長崎新幹線の工事が行われていたので、何年か後には見違えるばかりになっている事と思う。
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