田島ケ原サクラソウに関するボランティア団体は「田島ケ原サクラソウ自生地を守る会」と「田島ケ原のサクラソウを守る会」の2団体がある。
前者はさいたま市の文化財保護課がイニシアチブをとって2008(平成20)年の5月に設立したボランティア組織で、かけがえのない国の特別天然記念物田島ケ原サクラソウ自生地を守り育てていくのが主目的だ。
一方の「田島ケ原のサクラソウを守る会」は2005(平成17)年2月の設立でサクラソウを育てふやす活動をしている桜区市民活動ネットワーク登録のグループだ。
長い名前だけが似通っているが、それぞれ設立趣旨、目的や性格も違うのでサクラソウを守る会の会員も自生地を守る会の会員になって一緒に活動している。
講習会で自生地を守る会の会員募集チラシを配布してもらおうとお願いに行ったところ、区の担当者は桜区市民活動ネットワークの登録団体ではないという理由で二の足を踏んだ。
でも最終的にはサクラソウを守る会の会員募集チラシも作成して両方のチラシを参加者に渡してくれた。アンケート回収時に希望者にお渡しするなどいうネガティブな方法をとらず積極的な解決策をとった事にはホッとした。でも気になったのは区の利益を図る事が排他的な思考につながってはいないだろうかとの疑問だ。
10年経っても浦和と大宮とでは旧市民の間に感情的な対立があると言われ、市役所ではナカナカ融和が進んでいないとも聞くが、その上区のセクショナリズムまで生じたら政令指定都市になった意味は皆無だ。
配属は区役所でも市の職員なのだから広い視野から担当区の発展を考える事が求められるのは当然だ。
若い担当員だけに「他人の褌で相撲をとって」の意識があったのだろうが、最終的にはその気持ちを抑えて積極的な解決策をとったのは正解で嬉しかった。
前者はさいたま市の文化財保護課がイニシアチブをとって2008(平成20)年の5月に設立したボランティア組織で、かけがえのない国の特別天然記念物田島ケ原サクラソウ自生地を守り育てていくのが主目的だ。
一方の「田島ケ原のサクラソウを守る会」は2005(平成17)年2月の設立でサクラソウを育てふやす活動をしている桜区市民活動ネットワーク登録のグループだ。
長い名前だけが似通っているが、それぞれ設立趣旨、目的や性格も違うのでサクラソウを守る会の会員も自生地を守る会の会員になって一緒に活動している。
サクラソウ 10年4月11日撮影
講習会で自生地を守る会の会員募集チラシを配布してもらおうとお願いに行ったところ、区の担当者は桜区市民活動ネットワークの登録団体ではないという理由で二の足を踏んだ。
でも最終的にはサクラソウを守る会の会員募集チラシも作成して両方のチラシを参加者に渡してくれた。アンケート回収時に希望者にお渡しするなどいうネガティブな方法をとらず積極的な解決策をとった事にはホッとした。でも気になったのは区の利益を図る事が排他的な思考につながってはいないだろうかとの疑問だ。
配布をお願いしたチラシ
10年経っても浦和と大宮とでは旧市民の間に感情的な対立があると言われ、市役所ではナカナカ融和が進んでいないとも聞くが、その上区のセクショナリズムまで生じたら政令指定都市になった意味は皆無だ。
配属は区役所でも市の職員なのだから広い視野から担当区の発展を考える事が求められるのは当然だ。
若い担当員だけに「他人の褌で相撲をとって」の意識があったのだろうが、最終的にはその気持ちを抑えて積極的な解決策をとったのは正解で嬉しかった。