フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

白花サクラソウが咲きましたがオギが記録的な成長振りです

2013年04月09日 14時36分08秒 | Main
6日、7日の両日日本列島に春の嵐を巻き起こした低気圧は北海道方面に抜けたたようだが今日8日もほぼ一日強風が吹き荒れた。
サクラソウ自生地の観察路は中央付近がまだ冠水していたが、午後にはどうにか通れるようになったが、
2日間の嵐で桜草公園の桜はすっかり散ってしまった。


2013年4月8日 桜は終わりオギが育って緑が強くなっています
09年4月7日 周囲の桜は満開でサクラソウの群落も見えます

何より深刻なのはオギがどんどん伸びだしてしまったことだ。もうノウルシを追い越して群落さえ作っている。サクラソウはすっかり傷つているし、見ごろを迎えずに終わってしまいそうな気配だ。


オギがノウルシをも追い越しています

でも白花サクラソウがもう花をつけた。すぐ近くには蕾もある。去年咲いたのは19日で11日早く、早かった09年の11日より3日早い記録的な早い開花だ。アマドコロも咲いてヒキノカサも多くの黄色い金属質の花を咲かせている。チョウジソウも最早記録を更新しそうで楽しみだ。


サクラソウ自生地はアチコチで冠水しています

2013年04月07日 16時24分39秒 | Main
4月7日は晴天になったものの関東一円風速25mくらいの強風が吹き荒れ、埼京線の赤羽大宮間で運転中止をニュースが流していた。
昨夜の雨はかなり強かったようでサクラソウ自生地の駐車場側からの中央観察路は途中から水没し中央付近は完全に水に覆われていた。北観察路の公園側も水浸しで入れず、わずかに南観察路だけが無事だった。


10mくらい先は水の世界です

2日、3日の雨で池のようになっていたE区は旧井戸のある公園側はもちろん鴨川側の方も池状になっていた。

そしてA区もあちこちに水たまりが見られ尾瀬ケ原のような状況だった。ここはサクラソウの群落が見られるところで水没しているサクラソウがかなり見られた。

そんな中でも気温は25℃まで上がり夏日を記録したようで、もうアマドコロが花を咲かせて、自生地全体がかなり黄色く見えるようになった。ノウルシの苞葉が盛りを迎えているようだ。


ユリ科のアマドコロの先が開いています


絶好の春日和の4日サクラソウ自生地を守る会の活動開始です

2013年04月05日 12時31分03秒 | Main
朝から晴れ渡り気温が21℃まで上がった絶好の春日和の4月4日、雨で延期されていた田島ケ原サクラソウ自生地を守る会の2013年の案内活動が始まった。


北観察路からB区とテントを遠望

今年から新登場の移動式看板に写真を貼って石碑近くとB区の公園側の人通りの多い所に置いたり、ボランティア活動も紹介しているさくら草まつりのポスターをテントの正面に貼るなど活動の準備を整えた。

自生地の中でも一番低地のE区の旧井戸のある辺りは2日間の雨ですっかり水没していた。アカメヤナギは名の通りの赤みがかった葉を伸ばし始めよく見ると花穂も立てていた。
ヒキノカサが増え、ミツバツチグリも咲いて、驚いたことにチョウジソウがもう紫色の蕾を持っていた。いつもは4月25日過ぎに咲く花が来週には開花しそうな勢いだ。

強風雨でもう散ってしまったのではと心配した桜草公園の桜はまだ見頃で好天に誘われて女性のグループなど多くの人が訪れていた。

田島ケ原サクラソウ自生地を守る会の活動初日は雨で中止

2013年04月02日 10時43分38秒 | Main
今日4月2日は田島ケ原サクラソウ自生地を守る会の2013年現地活動予定の初日だったが生憎の雨で中止。穏やかな春爛漫の昨日が嘘のような気温の低さと冷雨で本当に残念だ。


ノウルシの挟間にサクラソウたちが現在です 4月1日

昨日はこのところの寒さで桜草公園の桜は満開を維持していた。ほとんど風もない中、多くの家族連れやグループが時折舞い下りる花の下で春を満喫していた。

サクラソウ自生地はノウルシの黄緑色が鮮やかだ。サクラソウも所々花開いているが、ノウルシにはかなうべくもない。


近くでは特別天然記念物石碑の周囲にサクラソウが多く見られます

今年は3月が暖かかったので、小さなヒロハハナヤスリがいっぱいに葉を出し、もうヒキノカサ、ミツバツチグリなどの黄色の花も見られる。スイバの赤く色づいた穂も見られ、全体的に早いのでおくてのサクラソウが隠されてしまうのが、今から心配だ。