フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

4月上旬の気温の今日、田島ケ原サクラソウ自生地にアマナが咲きました

2014年03月12日 19時26分47秒 | Main

今日は最高気温が17℃まで上がり4月上旬の暖かさだった。
ヒロハアマナが群生し、もしかしたらアマナの初咲きも見られるかもと期待して自生地に向かった。今年初めて手袋せずハンドルを握って少しも寒くなかった。

B区の駐車場側を見ていくとアマナが咲いていた。でも、早くから花茎を立てる準備をしていた株ではなかった。

B区の北観察路際にも見られ、いよいよアマナの季節到来だ。

ヒロハアマナは思ったほどの群生は見られなかった。もう少し時間が必要のようだ。

さいたま市の荒川堤と水田の花にマンスリーレポート27の2月分保存管理計画策定委員会は答申をまとめましたが・・・をアップしましたのでご一読下さい。


田島ケ原サクラソウ自生地のヒロハアマナが花開きました

2014年03月09日 23時13分40秒 | Main

9日午後2時30分頃、田島ケ原サクラソウ自生地でヒロハアマナが花開いていました。

いつものE区の群生地にまだチラホラですが白い花や蕾が遠目に観察できます。

明日以降、太陽が出て暖かい日ならば群生が見られるようになります。でも、太陽が出て暖かい事が絶対条件ですので、曇天や風が強くて寒い日には花は開かないのは見事なほどです。


ヒロハアマナの葉には白い中央脈が見られる


今年の自生地の花は全般的に遅そうです

2014年03月07日 18時55分35秒 | Main

田島ケ原サクラソウ自生地ではノウルシが全域で色々な生長段階の芽生えを見せていてカラフルだ。ノウルシがサクラソウと盛りの時期がずれればいいが、同じだけにあまり増えてほしくはない。

サクラソウもアチコチで小さな緑色の芽を出し始めているが、去年より生長は遅い。去年は3月16日に初咲きが見られたが、ナカナカ暖かくならない予報を考えるとそれより遅くなりそうだ。


小っちゃな緑のサクラソウの芽生え。まだノウルシの5分の1です

ヒロハアマナもいつもの所をいくら目を凝らしてもまったく姿が見えない。晴天の暖かい日に突如として咲き誇るが、去年の8日はとても無理だ。


フキノトウはありました。フキの花茎で雌雄別株

サクラソウ自生地の北側にある旧志木街道土手の南面にはシロバナタンポポが咲き、オオイヌノフグリが群生していた。ここは冷たい北風を受けないので早春に咲く草花にとっては天国だ。


新たなAPG分類ではオオイヌノフグリはオオバコ科だ


梅に鶯は単に早春の組み合わせの妙で実際には梅にメジロです

2014年03月02日 14時39分10秒 | Main

初日に行った2年振りの熱海梅園の梅は満開を少し過ぎていた。高台から見渡すと時々小鳥が跳ね上がるようにして多く見られた。梅に鶯かと思ったがどうやらメジロだった。


鶯色というとこのメジロの色を連想することが多い

梅に鶯は早春に咲く梅と春浅いうちから鳴き始める鶯は早春のシンボルとして組み合わせられただけで実際に梅に鶯が来るという事ではなさそうだ。確かに鶯はブッシュなど閉鎖的な所に居て、蜜はなめず、めったに梅などの開けた所には来ない。竹に虎、松に鶴などと同義語のようだ。

伊東温泉2泊3日の最終日は江の島に行き、昼食後江島神社から展望台に上った。河津でも満開だったようだが、ここでも河津桜が満開でヒヨドリが吸蜜に来ていた。


ヒヨドリの得意の吸蜜姿勢。上から体を捻って花に嘴を入れている

メジロもヒヨドリも長い舌の先がはけのようになっていて、花の蜜をなめやすくなっているようだ。そう言えばオオカンザクラなどに群がり騒いでいるのはくちばしの長いこの2種だ。雀のようにくちばしが太いと花の正面からは蜜を吸えず、蜜のある根元を噛んで花を落としてしまう。


長いくちばしの先は花粉で黄色くなっています