フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

梅に鶯は単に早春の組み合わせの妙で実際には梅にメジロです

2014年03月02日 14時39分10秒 | Main

初日に行った2年振りの熱海梅園の梅は満開を少し過ぎていた。高台から見渡すと時々小鳥が跳ね上がるようにして多く見られた。梅に鶯かと思ったがどうやらメジロだった。


鶯色というとこのメジロの色を連想することが多い

梅に鶯は早春に咲く梅と春浅いうちから鳴き始める鶯は早春のシンボルとして組み合わせられただけで実際に梅に鶯が来るという事ではなさそうだ。確かに鶯はブッシュなど閉鎖的な所に居て、蜜はなめず、めったに梅などの開けた所には来ない。竹に虎、松に鶴などと同義語のようだ。

伊東温泉2泊3日の最終日は江の島に行き、昼食後江島神社から展望台に上った。河津でも満開だったようだが、ここでも河津桜が満開でヒヨドリが吸蜜に来ていた。


ヒヨドリの得意の吸蜜姿勢。上から体を捻って花に嘴を入れている

メジロもヒヨドリも長い舌の先がはけのようになっていて、花の蜜をなめやすくなっているようだ。そう言えばオオカンザクラなどに群がり騒いでいるのはくちばしの長いこの2種だ。雀のようにくちばしが太いと花の正面からは蜜を吸えず、蜜のある根元を噛んで花を落としてしまう。


長いくちばしの先は花粉で黄色くなっています