フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

我が家の玄関脇ではニオイバンマツリが芳香を漂わせています

2017年05月13日 17時39分00秒 | 身辺雑記

我が家の玄関先でニオイバンマツリ(匂蕃茉莉)の紫や白の花が芳香を放っています。

ニオイバンマツリはナス科の常緑低木でブラジルやアルゼンチン原産という。和名がなんともあか抜けず面倒くさいが、匂いがよく、蕃(外国)からのマツリ(茉莉)、茉莉花はアラビアジャスミンという。但しジャスミンはモクセイ科でナス科のニオイバンマツリとは科が違う。

5弁の漏斗状の花は最初は濃い紫色で次第に白っぽく変色し最終白色になる。


但し植物全体に神経毒性があり、特に未熟な果実や種子などに中毒成分が多く含まれているという。きれいな花には刺があるの類だろうか?誤って犬などが食べると嘔吐やふらつきなどの症状を起こすというので要注意だ。

ビオ・荒川さいたまのH.Pの田島ケ原サクラソウ自生地の二十四節気にオギとヨシの比率はますますヨシが少なそうをUPしましたのでご覧ください。


ちゃんと帳尻があってしまいました

2017年05月11日 19時10分17秒 | 身辺雑記

今日は薬をもらいに掛かり付けの病院に来た。本来は一週遅れの予約だったがどうしてもはずせない用事があって予約無しの来院だ。予約でも平気で1時間や1時間30分は待たされる。どのくらい待たされるか腰を据えて来た。それが事前の血圧などの測定が20分くらいで呼ばれた。どうせまだまだ待たねばならないのに何でこんなに早くと中っ腹で接した。待合室は一杯で立てば席がなくなってしまうとの気持ちがあった。測定する看護婦さんの立場を考えない独りよがりの思いだった。


時間つぶしにスマホでブログを書いていた。来る時に見た北浦和公園の裏側の街路樹のアカバナトチノキの写真は帰りに撮ればいい。そんな事を思っていると名前を呼ばれた。何と40分くらいしか経っていない。結局今日は病院到着後1時間もしない内に会計も済んでしまった。覚悟してくるとこんなものだろうか。

3角錐のピンクの花序をいっぱいに立てていた樹は僕の思い違いでアカバナトチノキとセイヨウトチノキの種間雑種のベニバナトチノキで、多く街路樹などに植栽される落葉高木だった。それにしてもベニバナトチノキの花の盛りに会えてラッキーだった。

16時頃にもう一つの薬が無いのに気づいた。これは近所の医院でいつも殆ど待つことがなく貰えるので気軽だった。でも案に相違して待合室がいっぱい。初めて1時間以上待たされた。本当に二つは上手くいかないものを実感した。


三ツ又沼でハチクが花を咲かせているとの報に早速行ってみました

2017年05月08日 18時30分56秒 | 荒川河川敷

三ツ又沼近辺でハチクが花を咲かせているとの報に早速行ってみる事にした。このところ上江橋より先にはとんとご無沙汰だった。入間大橋までの直線4㎞が荒川と入間川の間の背割堤と知ってから初めての自転車行だった。何も知らずに走っていた時は左右がゴルフ場で見晴らしがいい堤防だくらいの認識だけだったが、ここが入間川と荒川の合流点をなだらかにして洪水を防いだなどと考えると景色も違って見えた。

上流から見た荒川側の入間川との合流点

入間川交差点を越えしばらく行くと自転車道の右側に竹林が続いていた。枯れて倒れかかっているのが多い。自転車を降りて観察していくと褐色に変色しているハチクがかなりあった。

花が咲いているハチクがかなり多いと教えられていた横堤に入ってみた。何だこれはと思う惨状が広がっていた。根元から切り倒された残骸が居並んだ所は開発するためのようだったが、とにかくハチクは120年振りに花を付けた後は枯れるというのでどうなってしまうのか地元の人達の不安は膨らむばかりのようだ。


みどりの日が無料なのを知らず小石川植物園を訪れました

2017年05月04日 23時18分04秒 | 植物園

久し振りに小石川植物園を訪れた。入口付近がいつもにもまして華やいでいる。本日無料の看板が立っていた。なんで?と思ったのは自分だけだったようだ。係員に尋ねるとみどりの日は植物園の日だから年に一回の無料解放日です。知らないでいらしたお客様にはラッキーですね!言われて本当にラッキーな気分になった。
園内至るところにセリバヒエンソウ、ハタケニラが見られ、ハンカチノキやヒトツバタゴが満開の盛況だった。


ハンカチに見える白い2枚は苞葉、球形の黒く見えるのは花弁のない花で、多くの雄しべと雌しべ

ハンカチノキはミズキ科の落葉高木。小石川植物園のこの樹が一番知られていて、今日も多くの人で賑わっていた。花の盛りと言っても花は苞葉の上の方に付いた丸い雄しべの塊だ。2枚の白い苞葉は知らねば不気味で幽霊の木とも言われる。

ヒトツバタゴはモクセイ科ヒトツバタゴ属の落葉性の高木

多くの人がこの豪華な花の素晴らしさをカメラに収めようと努力していたが、とてもとても無理だとの声が聞こえていた。まさにその通りで目で見る素晴らしさの半分も写し撮れなかった。

小石川植物園から逸出したというセリバヒエンソウは今や全域に広がっている

ハナイカダは分類標本園で葉の上に咲く特徴的な花を咲かせていた。ヨメノナミダという別名もあるようだがなんとも面白い落葉性の低木だ。


こんなところから伸び始めました

2017年05月03日 15時03分44秒 | 身辺雑記

3~4前に蒔いたキカラスウリの種子が昨年突如芽生えて晩秋には庭木に駆け上り一人前の葉をつけた。でもとにかく生育するのが遅く、1年目で花を咲かせるのは無理だった。
今年は早く生育させられたらと思い枯れ枝を全て残しておいた。少しでも上から芽生えて欲しいとの気持ちだった。今年は4月14日に根元近くに芽生えが確認できた。昨年よりは時期的に早いがこんな根元では伸びあがるのに大変だと思い、やはり残しておいた地上茎は枯れてしまったのだと思った。でも、4月末になって上の方を見ると何とずいぶんの上の方から3本の若い蔓が伸び出していた。

3本のうち根に近い所から分枝した蔓に付いた本年枝が一番生長が早く、もう庭木の上に駆け上がり、大きな葉をつけている。見ていると長く日の光を受ける葉がどんどん大きくなって蔓も伸ばしている。これだと今年は庭木がキカラスウリに覆い尽くされてしまいそうだ。でもいかんせん土台となっている前年枝が細すぎ、長すぎる。これはこれから変化していくのだろうか?細いまま上だけが伸びていくのだろうか?

右側の一番生長の早い枝の方から撮った写真なので、左の2本の本年枝との間が異常に近すぎ、枝の太さも違い過ぎるが、この3本の本年枝が塀の上まで伸びている。

一番根元に近い所から伸び出した芽だが上の3本と比べると生長が非常に遅い